死者の声なき声 上 (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488258054

作品紹介・あらすじ

1930年のベルリン、映画界を舞台にした殺人に単独で挑む、ベルリン警視庁殺人課のはみ出し者ラート警部。『濡れた魚』に続く、ベルリン・ミステリ大賞受賞シリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • トーキー撮影中に落ちてきた照明に当たって女優が死んだ。
    事故なのか。それとも事件なのか?
    ラート警部はまたしても独自捜査に乗り出す。

    前作同様我が道を行くラート警部。
    上司に睨まれ、ライバルには罠に嵌められ…。
    さて下巻ではどうなることやら。

  • 「ドイツエンターテインメントの夕べ フォルカー・クッチャーを読む」が東京ドイツ文化センター図書館で開催されます(9月28日)

    9月28日(土)、「東京ドイツ文化センター」の企画として、「ドイツエンターテインメントの夕べ フォルカー・クッチャーを読む」が開催されます。

    これは東京ドイツ文化センター図書館にて開催される読書イベントで、新しく日本語に翻訳されるドイツ語のミステリ小説をピックアップし、ご紹介するものです。第1回のネレ・ノイハウスに続き、第2回はフォルカー・クッチャー『死者の声なき声』を取り上げます。当時のベルリンの様子がよくわかる映画の上映や、日本語・ドイツ語による作品朗読会、NHKラジオドイツ語講座でおなじみマライ・メントラインさんと、クッチャー作品の翻訳者、酒寄進一先生によるトークが展開されます。
    入場無料ですので、どうぞふるってご参加ください。

    「ドイツエンターテインメントの夕べ フォルカー・クッチャーを読む」
    日時:2013年9月28日(土)18:30~
    会場:東京ドイツ文化センター 図書館
    料金:入場無料
    概要:映画『伯林-大都会交響楽』一部上映、日独語による朗読会&トーク

    申込や詳細については下記のページをご覧ください。
    http://www.goethe.de/ins/jp/tok/ver/ja11369180v.htm

    http://www.tsogen.co.jp/news/2013/07/13072312.html

  • うん、読める。
    でも前作をまったく覚えてない。

    刑事たちがたいへんきっちり捜査をする。
    多くの作品に見られる、そんなうまい話があるかー、てな幸運にみまわれない。
    だからちょっとまどろっこしくて、上下巻に分かれるほどの分量になっているわけだけれど、
    それでも地の文も飛ばさず読む気になるし、サブストーリーも微笑ましいし、
    つまりはたいへんまともなミステリー。

  • シリーズ②
    1930年 ベルリン 無声映画からトーキーへ
    事件の方向は面白いが、ラートのカティへの女性を見下したような俺様態度がイヤだった 
    陽桃(ヤンタオ)=キウイ 最初、ライチのことかと思った

  • ゲレオン・ラート警部シリーズ第二作。

    相変わらずラート警部は
    やくざの下っ端感が抜けない。

    ルールを守らず、独りでつっぱしって捜査するというスタイルは、
    刑事ものではよく見られるが、
    それはベテランだから許される(?)ものであって、
    若手がやるとただの自分勝手な野郎、にしか見えないからなのか。

    (下巻へ続く)

  • 下巻にて。

  • レビューは下巻にて

  • 面白かった。
    下巻に期待。

  • レビューは下巻にて。

  • 多少“訳あり”風で、少し孤独で、何か「大都会の漂泊者」という風情を漂わせながら、「はみ出し刑事」的な活躍を見せるゲレオン・ラート警部が活躍するシリーズの第二作!!

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