- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488275099
感想・レビュー・書評
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1930年代の兄妹探偵物、なんだかセピアな色合いのおしゃれなミステリ・・グレイス・フェイヴァーシリーズ・・タイトルはジャズの曲名もじり!
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いわゆるコージーミステリなのだけれど、大恐慌時代を背景に、登場人物の暮らしぶりが興味深く読めるのが楽しい。しっかりものの妹と顔だけが良いお気楽兄貴のコンビなのだけれど、以外にひらめきの鋭い兄のキャラがお気に入り。現在3作訳出。
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グレイス&フェイヴァーシリーズ。
30年代大恐慌の時代、全財産を失った上流階級の兄妹が主役。
シリーズはこの兄弟の名前ではなく、この兄妹が“とりあえず”相続した屋敷の名前。(欧米では屋敷やコテージに名前がついているところが多い)
上流世界しか知らなかった“住む場所”だけはある兄妹が生きていくために収入を得ようと奮闘するがなぜか事件が発生する。
兄と妹のキャラがハッキリ分かれていて、ある意味分かりやすい(よみやすい)。
時代背景も去ることながら登場人物もそこにあるだろう景色、建物も自分が経験したことのないアンティークな世界で楽しめる。 -
挫折
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グレイス・フェイヴァーシリーズ第1作
カバーイラスト / 砂原 弘治
カバーデザイン / 矢島 高光
原題 / "ANYTHING GOES"(1999) -
紹介:アラン・ブラッドリー『人形遣いと絞首台』巻末広告
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このシリーズ、楽しみ。
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新感覚のミステリー。兄妹が主人公という設定は他にもあるけど、1930年代というのは新鮮。リリーは想像通りのキャラだけど、ロバートは30年代の青年らしくて、いい味出している。続きが読みたくなった。
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①