冷えきった街/緋の記憶: 日本ハードボイルド全集4 (創元推理文庫 Mん 11-4)
- 東京創元社 (2022年4月19日発売)
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感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・本 (595ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488400248
作品紹介・あらすじ
「日本のクリスティ」と称された人気作家・仁木悦子はまた、優れたハードボイルドの書き手でもあった。私立探偵小説と謎解きが極めて高い水準で融合した仁木ハードボイルドを代表するキャラクターが、私立探偵・三影潤である。〈日本ハードボイルド全集〉第四巻には、その三影シリーズから、唯一の長編『冷えきった街』と、編者の厳選した「色彩の夏」「しめっぽい季節」「美しの五月」「緋の記憶」「数列と人魚」の五短編を収録。
感想・レビュー・書評
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探偵が街を歩く。人に会って話を聞く。そしてそこから別の人物が浮かび、また街を歩いて、人に会って話を聞く。その中から家族の悲劇が明らかになる。まさしく教科書通りのハードボイルド。お見事。
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2022年4月25日購入。
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初の仁木悦子さん。読まず嫌いでした。昭和の日本ハードボイルドを過小評価していたのかもしれない。仁木さんとハードボイルドとの関係は巻末の新保氏の解説に詳しい。
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