天使が開けた密室 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488466015

感想・レビュー・書評

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  • 08/10/2012 読了。

    図書館で借りたもの。
    さらっと読める軽いミステリーでした。
    3人娘と動物カップルが微笑ましかったです。

    続き借りてこよう。
    ミギーさんのイラストがナイスです!

  • 面白くなりそうな要素はたくさんあるのにいまひとつだった。シリーズものらしいからこれから整っていくのかも。密室のほうはともかくコンビニの騒動があまりに大雑把というか・・・。

  • 表題作のタイトルのダブルミーニングが素敵。ミステリとしてネタはわかってしまうけれど、主人公のドジっぷりと、ほんわかした作品の雰囲気に癒されてしまう。競歩を題材にした短編も面白かったし。

  • はまってシリーズ一気に読んだ

  • 激アルバイター・美波の事件簿 第一弾/元々はライトノベル/そして青春ミステリーへ/事件が起きるまでが飽きない程度に長め/可愛らしい淡い恋愛要素を添えて/

  • するするっと読めたけど、ちょっと物足りない感じ。
    きっと、これからの人が書いたんだろうなという感じ。
    ちょっと辛口感想でした。

  • 主人公の女子高生がアルバイト中に殺人事件に巻き込まれ、ピンチに陥ったところを隣の家に住む大学生が安楽椅子探偵として事件を解決する。なんとも乙女チックな表紙にびっくりするけれど、中身はなかなかのミステリではないかと思う。

    主人公と探偵役もそうだし、主人公を取り囲むメインキャラの方々がなかなか個性的で楽しい。ある意味、お約束というキライはないでもないのだけれど、それぞれが主人公になってもおかしくないくらいの存在感がある。なかなか事件が起きず、主人公の一種の冒険談が延々と続くのだけど、なんとなく読まされてしまうのは、それだけ物語世界が魅力的だからだろう。最初にアルバイトと書いたけど、その中身に驚く。でも、ちゃんと物語として必然性があって、ただびっくりさせるだけの設定にはなっていないのはよい。

    ミステリとしては、タイトルにあるとおり密室なのだけど、まあまあって感じかな。ちょっと無理があるような気がしないでもないし、事件の関係者の書き込みが薄くて、事件が始まったかと思ったらいきなり終わってしまうようでやや物足りない。

    ただし、小説のタイトルがお見事で、このタイトルの意味が最後に明らかになったとたん、「いいなあ」と思わずため息をついてしまった。一見、ヤングアダルト小説っぽい軽いノリそのものが、作者の意図としてしっかり伝わってるのには、新鮮な驚きがあった。

  • ずっと読もうと思っていた本でした。これがデビュー作らしいのですが、いいですよね。つづきもあるそうですが、読んでみたいです。

  • 行方不明の父親を探すため美波の始めたバイトは「寝ているだけで一晩5千円」というもの。…まあ、そんな美味いバイトはないよね(笑)ころころ、可愛く爽やかなお話でした♪

  • 美波の事件簿シリーズ第一弾。

    ワケあって、自宅で寝ているだけで毎晩5千円のお給料と言うバイトを引き受けた女子高生倉西美波が巻き込まれた殺人事件。
    衆人環視の密室となった病院の霊安室で、美波の上司が殺害され、美波に殺人容疑がかけられて…と言う内容ですが、何となく犯人は分かります。

    文章は読みやすく、トリックもちゃんとしていてまずまず面白かったです。

    ラブラドールのモネちゃんや、ロシアンブルーのケンゾウくんが可愛かったです。

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