- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488503086
作品紹介・あらすじ
魔法が使えるようになったケイティ。オーウェンに魔法の使い方を教わる毎日。だがエルフたちの様子がおかしい。エルフロードがなにやら画策している? 人気シリーズ第七弾。
感想・レビュー・書評
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ケイティとオーウェンの魔法製作所シリーズ7作目。
日本でとても愛されているシリーズです。
ニューヨークに魔法使いが実はたくさんいるという設定。
ケイティは、イミューンという魔法に免疫がある体質。
そこを見込まれて、魔法製作所にスカウトされたのだが?
前作で魔法を使えるようになり、戸惑いつつも魔法を使う練習を楽しんでいた。
ところが、これはどうやら一時的なものとわかる。
優れた魔法使いだったオーウェンは、一時魔力をなくしていた。これも回復してくるのだが、亡き実親の件で疑いの目を向けられているため、すぐにはそれを明かせない。まだ評議会の見張りも付いている身なのだ。
オーウェンはハンサムで優しい恋人だが、内気で純情で紳士的過ぎて、事件が相次いだこともあり、二人の仲はなかなか進展しない。
エルフの間で妙な噂があると知り、気になっていたケイティ。
それがある日突然、ケイティは本屋で働いていて、あるボーイフレンドもいる。
その世界にはオーウェンという男性もいて、なぜか気になるのだったが‥?
エルフの一部による陰謀で、異世界に閉じ込められて暮らしていた面々。
ケイティの秘書でエルフのパーディタもそこにいた。
事実に気づき始め、協力し合って、ひそかに脱出を図ることに。
魔法が使えたり使えなかったりと、状況が変わることで、二人の関係にも微妙な変化が起きたり。
自分の価値や立ち位置を気にしていたケイティの悩みにも、どうやら一段落。
記憶を操作された状況で出会っても、互いに惹かれるというのがロマンチック☆でいいですね。
今回はほとんどオーウェンと一緒だし。
ハッピーな読後感でした!
これでハッピーエンド?
ハネムーンでの騒動も描いて欲しいです♪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
大団円。
お約束通りではあるんだけど、書いている作者が一番主人公の二人を好きなんだなというのがわかるシリーズでした。 -
シリーズ7作目。
いつもと違った所感だけど、やっぱり楽しいこのシリーズ。
キラキラとまぶしいパワー全開、不思議と元気になる。
ピュアな気持ちを忘れないように。メッセージはちゃんと受け取れた。 -
このシリーズは本当に面白い!ワクワクドキドキが止まらないwケイティとオーウェンのロマンスもたっぷり^^どんなに記憶操作されても2人は結ばれるのですね!もしかして今作で終わり?そんな事無いですよね・・・。こんなに面白いシリーズ、もっともっと読みたいです!
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二人の関係が甘々なので、にこにこしながら読了。
強制的に連れてこられた場所で、違う形で恋をし直すのも、魔法と恋という世界観にあっていて可愛らしくて良かったです。 -
ロマンチックコメディとファンタジー好きな私にはご褒美みたいな一冊でした!
久々のケイティーとオーウェン。二人とも魔法使いになったというのに、ラボでしか魔法を使えない日々に鬱屈するケイティー。オーウェンとラブラブしたくても、オーウェンの家に彼女の祖母が居候しているので、とてもそんな雰囲気にはなれぬまま…。
そんな中で、二人は突然エルフに襲われます。そこから、ある陰謀が明らかになって来て…。
なかなかラブロマンスが進まずに、キスとハグだけで、ピュアすぎる二人。ちょっともうちょっと進んでほしい…とも思わないでもないですが、そんなもん吹っ飛ばして、すごすぎるビッグプレゼントが待ってます。
ここで終わり…じゃないですよね?作者さん、日本の読者のためだけにでも、次巻書いてくださいー!伏してお願いします!!(๑•̥̥̥́ω•̀๑) -
免疫者のはずなのに、魔法を使えるようになったケイティ。魔力が戻ったボーイフレンドのオーウェンに、魔法の使い方を教わる毎日だ。そんなある日、ケイティはアシスタントの様子が変なことに気づく。エルフを扇動するビラが配られ、(株)MSIに勤めるエルフたちが動揺しているらしい。ひそかに調査に乗り出したケイティとオーウェンに敵の魔の手が・・・。
ようやく、ようやくここまで来たかーー!とラストシーンでときめきが止まりませんでした。ぐいぐい読ませる構成、最後の最後までハラハラする展開。前作あたりはちょっと停滞感も感じたけれど、今作は入れ子構造というか特殊な舞台設定で新鮮でした。場面が唐突に変わったときはとても混乱しましたけど。どんな立場でも、お互いに惹かれ合ってまた関係を結び直せる二人が最高!フローレンス以上に応援してしまうよ。新しい登場人物が少なめだったせいかまとまりも良くて本当に面白かった。ようやくエルフ界絡みは落ち着くのかな?ケイティも本来の自分を自信を持って受け入れていたので、主人公らしく堂々と警備部入りしてほしい(笑)