- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488521028
感想・レビュー・書評
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戦士ブラク2巻目は女錬金術師がお相手。魔女の転生、
四大元素への生贄、巨大な魔犬と、道具立ては今となって
は古くさくさえ感じる王道中の王道。相変わらずブラクは
勘が鈍いし(正しくは勘は鋭いがその勘は無視されること
で物語が進行していく感じ)、ヒロインよりもファム・ファ
タールの方が生き生きと描かれているし、もどかしいったら
ありゃしないのだが、それでも楽しく読めてしまうのは
私の成分のかなりの部分がヒロイック・ファンタジーで
出来ているからに違いない(笑)。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この作品を「何となく古めかしいファンタジー」と感じるのは、魔法や魔法使いの立ち位置のせいでそう感じるんだろうか。そう考えると魔法を主人公側の技術に引っ張ってきたD&Dはこの分野でも影響が大きそうだ。
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かなり描写がグロいため
正直お薦めはいたしかねる作品です。
勇猛な蛮人ブラク。
ある「理由」ゆえに部族を追われた男…
今回も彼の宿命の相手が
彼の前に立ちはだかります。
そう、彼に立ちはだかる女は
以前はいたって普通の女性だったのです。
ところが…
何度もつかまったり、窮地に陥ったり、
女の片腕にえらい目にあわせられたり…
とにかくブラクは災難続きです。
それにとんでもない怪物を相手にしなければなりませんし。
でも、最後には
お楽しみ、というかしんみりさせてくれます。
ただし、日本ではあまり受けない作品かな。