騎士(シヴァルリ)の息子 ファーシーアの一族 (上) (創元推理文庫)

  • 東京創元社 (2004年12月19日発売)
4.11
  • (26)
  • (19)
  • (19)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 235
感想 : 25
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (350ページ) / ISBN・EAN: 9784488562014

みんなの感想まとめ

物語は、複雑な人間関係と成長を描き出す中で、登場人物たちの内面に迫ります。特に、主人公のシェイドや彼を取り巻くキャラクターたちの過去や背景が、緻密な描写によって生き生きと描かれており、読者は彼らの成長...

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  これがおっもしろいのなんのって! はんぱない! 最近はミストボーンといい、良質なファンタジーに当たる確率が高くて嬉しい限り。翻訳ものなので、多少は読みにくいのですが、その難解さというか重さが、物語にぴったりでぐぐっとひきこまれていきます。個人的に成長物が大好きってのもあるので、今は三部作続編の第二部帝王の陰謀を読んでるのですが、個人的には第一部の方がいまのところは好きかも。
     暗殺者としての教育とかまじで血沸き肉躍るわ。技の試験とかすさまじくてかるく鬱だったのですが、この後、どう響いて行くんだろう。あと、もうちょっと気の設定をどうにかして欲しいんだけども。獣と心を通わすとか、こちらもドツボ設定。しかし結末は…ですが。
     フィッツの性格がけっこう根暗…? 爽快感はありませんが、登場人物すべてに渋みと重みがあって、読み続ければ続けるほど愛着がわいていくんじゃないかな。陰謀と利害が絡み合った、王宮ファンタジーが読みたければぜひ!

  • 再読。最初に読んだのは、出版当時だと思いますが、完結した今読むと、やはり大人側の方が気になる。シェイドもこのころは若かったんだろうなあ。ペイシェンスこんなこといっとんたんか……。ブリッチはもてもてそうですねえ……。

  • 「ファーシーアの一族」シリーズ
    ----------------------
    シェイド:シュルードの腹違いの兄。庶子。
    レディ・タイム:シェイドの変装
    スーティ:フィッツの馬
    レイシー:ペイシェンスの侍女。子育て経験有り
    スミシー:テリアの犬。名付け親は道化

  • (市×/県◎)

  • 下巻にて。

  • 大好きなシリーズですが、万人向けではないため星1つ減らしました。犬大好き、特に狼好き・刑事犬REX好きならぜひ御一読を。主人公フィッツと、古き技である絆の動物(フィッツの場合は犬または狼)の関係にはウルッときます。

  • 遠く離れた人や動物とコミュニケーションできる
    不思議な能力を持った生真面目な性格の王族の庶子が、
    子供から少年、青年へと成長してゆく話。

    地味な設定ばかりで
    人に勧める際も有効な褒め言葉をまだ思いつけずにいるのだけれど、
    大大大好きなシリーズです!!!

    外国ファンタジー、犬好きの方にお勧めします。

  • 下巻にまとめ。

  • 間違いなくおもしろい。でも全編通してハッピーエンドは来なそうな雰囲気に心折れそうになった。

  • つい長編外国文学を苦手(1.覚えにくいカタカナ名前。2.名作なはずなのに、駄翻訳にあたると目も当てられない)としていたが、久しぶりに夢中になって読めた。
    この作品では、名前がその者の生涯を表すとしているので、意味のある名前(庶子=Fitz フィッツ、騎士=Chivalry シヴァルリなど)であり覚えやすく、翻訳もストレスないものであり、非常に読みやすい。
    王家の血を引くが生まれが庶子ゆえ、表の世界では生きられない主人公。技と呼ばれる特殊な力と王からの命令で暗殺者に仕立てられ、外国からの攻撃と跡継ぎ争いに巻き込まれていく主人公の葛藤に目が離せない。次から次へと困難が覆いかぶさり、「どうなるの?」と読みすすめてしまう。

  • 読みやすい7

  • ファーシーアの一族シリーズ、開幕。王の庶子、幼きフィッツは育ての親に捨てられ、親族が治めるバックキープの城で育てられることになる。親代わり且つ先生代わりの厩舎頭ブリッツと、影の存在シェイド、動物たちとの交流と、やがて明らかになる能力<技>。登場人物たちも個性豊かで面白い。

  • 一巻の時点で「なにもそこまでしなくても…」と言いたくなるほど、主人公の受難っぷりが凄い。でも面白い。

  • 2008年3月30日読了。

    おもしろい!
    久々にはまれそうなファンタジーです。
    世界観も折に触れてかたってくれるのでわかりやすかったです。主人公の心の動きも丁寧で、感情移入しやすいし。
    ずっと一人称でお話が進むので、主人公の周りの人たちの思いや考えを想像しながら読むのがまた楽しい。

    これから主人公のフィッツがどんな大人になっていくのか楽しみです。
    さっそく続きを注文してしまいました。

  • ●おもしろかったー。正調ヨーロッパ系ファンタジー。
    ・・・と思ったけど、実はちょっと変化球?

    ●主人公は、第一王位後継者の庶子=フィッツとして生まれた。生家から離れ、王城へと引き取られたのは六歳の時。
    王家の人間として認められることはなかったが、父親の厩舎頭に動物を扱う技を教えられ、町の子供たちと親しくもなり、それなりに幸福な子供時代を送っていたフィッツだったが、ある日の宴会で、王と出くわしてしまう。
    かくて彼は、王の命によって武術や書と言った教育を与えられ、やがて、暗殺者としての訓練さえも受けることになるのだった。・・・。

  • ファーシーアの一族3部作の第一作。
    中世風の異世界ファンタジー。
    「技」という遠視能力を持つ一族が治める国で、王子の庶子として城に引き取られた主人公の一人称による回想で、少年時代が描かれます。
    あまりにストレートな題で、ありがちな話かな?とすぐ手が出ませんでしたが〜描写は丁寧で読みごたえのある作品です。

    名前はその人の資質を示すと考えられている国で、シュルード(賢明)という名の王のもと、第一王子シヴァルリの庶子として城に引き取られた主人公は正式な名前もないままフィッツ(庶子)と呼ばれ、厩舎で暮らし始めます。
    実の父のシヴァルリはフィッツの登場で高潔なイメージが損なわれたため即座に王位継承を放棄して妃と共に地方に隠棲してしまい、フィッツに会うことすらなかったという哀しい境遇。
    シヴァルリの旧臣で無骨な厩舎長のブリッチに育てられ、やがて王家の影の存在として訓練を受けるようになります。
    そうなると意外な有能さを示し始め、厳しい訓練に耐えて波乱の人生をたどります。
    苦労が多いのでこっちもハラハラし通しですが、その分、報われることもあり…
    いや〜面白いですよ!
    フィッツには動物と共感する能力があるのですが、これは「技」とは異なるもの、愛犬が幼い頃の唯一の友達だったのですが…以下、次号!

  • 私好みのファンタジーです。
    世界観がしっかりしていて、ぐいぐいストーリに引き込まれていきました。主人公が成長していく様が素晴らしいです。

全17件中 1 - 17件を表示

この本が好きな人におすすめの本

ロビン・ホブの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×