- Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488683078
作品紹介・あらすじ
優秀な成績で学業を終え、いよいよ今が初飛行の船、ナンシア。なのに見送りもなければ、一緒に飛び立つ相棒さえも決まらない。不安で一杯の彼女に5人の若者が乗り込んできた。みなそろって新卒で、華族と呼ばれる良い家柄の出。これから新しい赴任先へと向かうのだという。ナンシアがほっとするのも束の間、5人の会話がどうも尋常ではない。それもそのはず、私利私欲に目がくらみ何やら悪だくみをしているやくざや連中だったのだから。聞き捨てならないことを耳にしたものの、頭脳船(ブレインシップ)に盗み聞きはご法度。なんとかやつらの計画を阻止したいのだけれど…。シリーズ第4弾。
感想・レビュー・書評
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頭脳船という設定での共作で、いろいろなアイデアがてんこ盛りなのはいいが何か物足らない
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<歌う船>シリーズ第4弾(日本では
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友なる船―「歌う船」シリーズ (創元SF文庫)
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面白かった。
着任直後の任務から、その後プローンを得て少しずつ経験を積んで行きやがて着任時の乗客を発端とする事件を解決してゆく。なかなかハラハラする内容でした。 -
シリーズ第一作め「歌う船」からは数百年が経過しているらしい。あんまり変化はないですが。
主人公はナンシア(船)。
今回は相性のいいパートナー選びより、初任務から縁があった事件の進行と解決に重点が置かれているため、いつもよりはナンシアとパートナーの関係については省略が多い。
それはともかく、初任務の時最初にナンシアに乗り込んだ悪いやつらが無人船と思い込むってありなのか・・・?頭脳船ってこの世界ではすごい有名なんだと思ってた。
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上流階級の奴って鼻持ちなら〜ん! そんでもって、シリーズ中唯一、相棒が最高に気に食わない話(苦笑) 主人公のシェルピープルも最後にはそのイヤな所に気付いてくれて一安心なのでした。