銀河英雄伝説〈5〉風雲篇 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-5)
- 東京創元社 (2007年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488725051
感想・レビュー・書評
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とうとうやってきた直接対決。バーミリオン会戦。
戦争ものでこんなテンポで読んだのは『坂の上の雲』以来だ。
「戦術」があるのはもちろんだが、そこに登場人物たちのこころ、パーソナリティーがからんで話が進行していく様がすごい。
ストーリー本編としての大きなうねりもありつつ、それと同時に起こるサイドストーリーがまた見逃せない厚さ。熱さでもある。これでまだ五巻っていったいどういうことだ!という本編折り返し地点。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フェザーンを制圧下に置いた帝国軍は、今や同盟首都の目前にまで迫っていた。ヤンはイゼルローン要塞放棄を決断、民間人を保護しつつ首都へ急行する。圧倒的な優勢を誇る敵軍に対し、ヤンは奇策を用いて帝国の智将たちを破っていくが、ラインハルトの大胆な行動により、彼との正面決戦を余儀なくされる。再び戦火を交える“常勝”と“不敗”。勝者となるのははたしてどちらか?
(1985年)
— 目次 —
第一章 寒波到る
第二章 ヤン提督の箱舟隊
第三章 自由の宇宙を求めて
第四章 双頭の蛇
第五章 暁闇
第六章 連戦
第七章 バーミリオン
第八章 死闘
第九章 急転
第十章 「皇帝ばんざい!」
解説/日下三蔵 -
ラインハルトとヤン・ウェンリーの直接対決と、物語の一旦の区切りとなった本巻。
まったく予想出来なかった展開に驚きの連続でした。いくつかの伏線を残しつつ、次巻からどう物語が進むのか、全然読めない...
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双頭の蛇~バーミリオン~「皇帝ばんざい!」
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この先どうなる?