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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784489023552
感想・レビュー・書評
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ヤフーの記事で教育系のものがあるとだいたいトップのコメントにこの石川さんという方が出てくるので、どんな方なのかと思って読んでみました。
石川さんが悪いわけではないのですが、もう教育業界そのものが構造的に限界が来ているんだろうなということを感じました。さんざんいろいろなところで言われていますが、もう教員という仕事がブラックの代表みたいな認識が一般化してもらったので、そもそも優秀な人が学校の教員を職に選ばないから致命的なんだと思いました。自分たちが優秀な人材を獲得できるような募集条件を出せば出したで、もう応募者はほとんどないという悲しき現状。
例えば、専任としては雇えませんが非常勤ならどうですか?と提案したらだいたい断られるとありましたが、企業としては「非常勤でも御社で働けるなら行きます」と言わせるぐらいじゃないと本当は駄目な気がします・・・。
今の教育業界の構造を変えないで優秀な人材を募集するのであれば、よっぽど高給にするぐらいしか方法はないですが、現在の日本での「学校」の枠内にいたいのであれば、ほぼ無理な気がします。
(現状の教員の激務が軽減されなければ、もはやいくら給料積んでも嫌なものは嫌と言われてしまうでしょう)
日本の教育業界が、子どもにとっても先生にとっても親にとっても幸福をもたらすように変わっていくことを祈っています。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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