日本のハーブ事典: 身近なハーブ活用術

制作 : 村上 志緒 
  • 東京堂出版
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本棚登録 : 86
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784490106121

感想・レビュー・書評

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  • 日本のそこいらへんにあるハーブの雑学や活用方法を書いた本。
    日本人っていうのは、本当に自分の国で自生しているハーブに疎い。自分たちと同じ環境を生き、育ってきた道端のハーブを見直してほしいという姿勢で書かれている。
    でも、Amazonや楽天ブックのレビューなんかをみても、日本のハーブと漢方の生薬をごっちゃにしてる人も多く、日本に『自生』しているものが何なのかを誤解している人も多い。漢方薬として使われている植物の多くは、日本に自生していない。楽天のレビューには「甘草、トウキ、紫根等の項目がありません。確かにこれらは道端での入手は難しいかもしれませんが、通販で容易に手に入る、もっともポピュラーな生薬といえましょう。」なんてことを書いている人もいるが、甘草は日本には自生していない(栽培のみ)し、当帰は北海道か高山にいかないと無い。(しかも生薬でいう当帰と違う)ムラサキはレッドデータ入りしている絶滅危惧種なので、そこいらへんに生えているからといってむやみに採らないでほしい。
    通販で買えるなら、この本は要らないでしょう。生薬学の本を買って読みなさいと言いたい。

  • うーん。栽培する側とも違うし、使う側なのかなあ。ちょっとピンとこなかった。巻末索引が一番ってどうなんだろう。

  • 日本で簡単に見ることができる種類のハーブを取り上げた本。
    掲載数は多め。

    写真はなくて紙もぺらぺらだがそのぶん情報量が多くて良い。
    1/3くらいがハーブの作り方、使い方などで残りがハーブ紹介。

  • ハーブティー以外のハーブの活用法や
    日本にある薬草について、
    ひとつひとつ丁寧にかかれています。
    おうちに一冊あってもいい本ですね。

  • ハーブというと『西洋』の物にばかり目が行ってしまいがちですが、日本にもあるんですよね、ハーブって。
    あまりにも馴染みがありすぎて、『ハーブ』って認識がなかなかなかっただけなのですが。
    日本人が昔からどういった付き合い方をしていたのか、から書かれていて勉強になりました。

    できることなら、他のハーブの本のように白黒でもいいから写真があるとなおよかったかな?

  • ハーブと言えば西洋(タイム、セージ、ミント、カモミールなど)みたいな感があるけど、日本にもハーブは昔からある。それは僕たちの生活の中で、神さまの言葉を伝える「メディア」として重宝されていた文化がある。今必要なのは、こういった日本人ならではの考え方を反映した庭づくりのような気がする。

  •  あけび、紫蘇、どくだみ、白樺など、身近な、意外な?植物の使い方がわかる。
     巻頭のほうに、煎じ方などが詳しく載せてあるのがうれしい。

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