授業を磨く

著者 :
  • 東洋館出版社
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本棚登録 : 165
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (153ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784491031149

作品紹介・あらすじ

子どもたちに「汎用的能力」を育てるために、「教師力」「授業力」を磨こう!21世紀型学力を育むには「探究」「協同」が鍵!アクティブ・ラーニングで子どもと教師は変わる!思考ツールの活用法がこの1冊で分かる!

感想・レビュー・書評

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  • 仕事上必要があり通読した。
    「アクティブラーニング」の重要性が解説されている。

    「アクティブラーニング」についてはよく分かったが、そもそも、なぜこの学習形態が重要かという分析、前提に多少の違和感を覚える。一方的な知識注入型の授業があまり良くないのはよく言われる事。ただ、仕事によってはひたすら耐えて、先輩や師匠の技や教えを真似なければいけない職種がたくさんあるのも事実。思い起こせば、江戸末期、明治期は素読など、ただひたすら覚える形の物が多かったと思う。そういう中から、近代日本を担う人材が数多輩出されたのも事実。恐らく、人を育てるという事は、教える側の志や熱意が一番大事なのではないか。

    なにも、昔は良かった、昔に帰れというわけではなく、教育の本質を考えたあり方という物をつきつめなくてはいけない。

    真の「生きる力」の習得を考えた、教育課程の開発を強く望む。

  • これからの学校の在り方として、「再学校化シナリオ」が求められるのだなと感じた。
    学校教育の先に社会があるのではなく、学校教育の中で社会との関わりを作り、学ばせながら子ども達を社会に送り出す。
    そんなイメージをもった一冊。たくさんの学びこあった。

  • 國學院大學人間開発学部教授。

    ※國學院大學図書館
     https://opac.kokugakuin.ac.jp/webopac/BB01623862

  • 21世紀型学力を育てる

    所蔵情報
    https://keiai-media.opac.jp/opac/Holding_list/search?rgtn=088280

  • 多様性の重要性と指導にどう落とし込むかのヒントが隠されていた。指導をする際の問いや視点として持っておきたい。探究のプロセスは、総合の時間だけでなく、各教科においても大切にしたい。

  • 新COSにとって大切な視点

  • わかりやすい!
    近年言われて続けているアクティブラーニングの必要性と、その構造と、どんな意識でどういう授業をするべきか、が順を追って書かれている。
    若い先生はもちろん、「アクティブラーニング」なんて新しい言葉にはついていけないわ、と考えている年配の先生や、自分のやり方があるんだから今更授業変えるなんて無理!と思っているベテランの先生にもぜひ読んでほしいと思う一冊だった。

  • 文部科学省教科調査官の田村学氏の著書。21世紀型学力を育むため、学ぶ方法アクティブラーニングの必要性、学習方法、教授方法が書かれている。

  • とてもわかりやすい。腑に落ちる解説はさすが田村先生。我等が田村先生。生活科の田村先生。

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著者プロフィール

國學院大學人間開発学部教授 [第1章執筆]
文部科学省初等中等教育局視学官などを経て2017年より現職。日本生活科・総合的学習教育学会副会長,中央教育審議会架け橋特別部会臨時委員,産業構造審議会臨時委員など。主著に『深い学び』東洋館出版社,『学習評価』東洋館出版社などがある。

「2022年 『探究モードへの挑戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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