レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
- 東洋経済新報社 (2009年1月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492043271
作品紹介・あらすじ
「時間がない」「儲からない」「余裕がない」…すべての原因と結果はあなたの思考にある!日米のベンチャー企業の経営者として売上の劇的向上、IPOなど数々の実績をあげてきた著者による「実践的」経営論。
感想・レビュー・書評
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ベンチャー企業の経営に携わる著者の経営指南書。仕組み化することで、経営を安定飛行させることができる。経営者だからといって、初動を怠ると、会社は伸びない。
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考える時間を作る
外部とのつながりをつくる
時間とお金の厳しいマネジメントをする
シュミレーションが細かくできているか
決算書を俯瞰してよめるか -
会社がうまくいくかどうかは経営者次第ということがわかった。
経営者や会社の意識したいことが学べる。
自分は特にタイムマネジメントに力を入れてみたいと思った。
経営者以外の方でも自分の仕事に置き換えて読むことができる。 -
レバレッジシリーズでおなじみの本田さんの本。レバレッジリーディング以来、久しぶりに読んでみましたが、マネジメント層(経営層)が何をやるべきか、が多岐にわたって書いてあった。
ブランド作りから仕事の仕組み作りまで、ベンチャーから大企業まで参考になるノウハウがたくさんあるな、と感じた。
”「必要なのにできていないこと」を先に天引きすること。余った時間でやろうと思っても、時間は決して余らない。「時間の天引き」とは、バジェット(予算)を定めるときに、必要な額を先に確保するのと同じ原理です”
これは、マネジメントにかかわらず、人生全般に言えることだな、と思ったりした。 -
レバレッジ・シリーズで有名な著者による経営者のための本。
著者が自身の経験や、見てきた多くの経営者が陥った問題などをベースに、経営の基本を解説している。経営者向けの本はまだそれほど読んだことがないので分からないが、世間では間違ったテクニックを説く本も多いのだろうか、誤った考えで会社を運営している経営者が多いらしい。本書の内容はどれも至極もっともだと感じた。起業家や経営者は必読。 -
自分がマネジメントを行なっていないからかもしれないが、ふーんそうなのか、程度で終わってしまった。ただし、書いていることはもっともなので、今後企業でもした時には役に立てようと思った。
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①「永遠によく働く経営者」は必ず会社をダメにする
②「どうやったらできるのか?」常にこのように具体的に考える癖をつける
③素直であるべき→意見はきくが、鵜呑みにせず、自分の中で情報を取捨選択し、意思決定を行う
④ビジネスパーソンのキャラを「演じる」ことができてこそ経営者
⑤無意識化を行うためには、まず意識しなければならない
⑥メンタルを強くするポイントは3つ
・「ピンチはチャンスだ」という思考
・「身の回りに、自分に解決できないような問題は起こらない」と考える
・「メンタルも訓練で鍛えられる」と意識する
⑦思考は「シンプルに」を意識する
⑧応用力をつけるには、まず応用すべき素材を見つける努力をする
上手くいっているモデルがあれば徹底的に活用!どう応用すればより良くなるか徹底的に考える!
⑨仕事を切り分ける際「自分にできることorできないこと」「自分にしかできないことor人に任せればよいこと」をまず考える
⑩仕組み化すべきかの判断基準は「人間が考えなくてもよい仕事かどうか」
⑪ルーチンも個人の能力に頼るべきではない。チェックリスト等を作成し「仕組み化」すべき
⑫仕事ができる人は「うまくいっていないところはどこか?どうすれば改善できるか?」を常に考えている
⑬取引先は「パートナー」と考える。しかし適度な距離感は必要
⑭自分の長所と部下の短所を比べてはいけない。部下の強みを生かすべき -
質問形式で進んでいく。
タイトル通りマネージメントに特化した内容だが、学ぶ点は多い。
幾つか気になった点を挙げる。
*考える時間を持ち、学びを続ける。
*ポジションが人を作る。つまり、キャラクターを演じることも重要である。
*タイムマネージメントを行う。
*お金の貯め方より使い方を考える。
*メンタルもフィジカルも鍛えることができる。
*仕組み化を行う。
気になる名言も合わせて抜き出しておく。
*自らできると信じた時に、その仕事の半分は終了している。永守重信
*働くな。収益をあげろ。未来工業 山田昭男
*うまくいく秘訣はうまくいくまでやり続ける。松下幸之助
*問題は、新しい画期的な考えをどうやって頭に詰め込むかではなく、古くなった考えをどうやって追い出すかだ。 -
オーディオブックにて視聴。
本田直之さんの経営者論。
主として経営者としての振る舞いや考え方などが述べられています。
経営指南という感じではなく、これまでのレバレッジシリーズが
経営者向けに再編纂されたという感じですね。レバレッジリーディングや
レバレッジシンキングで読んだ内容がチラホラ見え隠れします。
純粋に面白かったけど、経営戦略というよりは
社長の心得の方が近いイメージ。 -
凄くいいこと言ってるのは分かるんだけど、社員がいる訳ではないから凄く分かるという訳ではなかった。
本田直之さんが伝えたいことは、自分の中で「行動しろ」ということ。
とにかく行動するぞ。