30代で年収3000万円を実現した300人に聞いた! 稼げる人 稼げない人

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  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492044124

感想・レビュー・書評

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  • 本日ご紹介する本は、

    成功している人と、普通の人で
    なにがどう違うのかを調べ、
    分かりやすく説明した1冊。

    そのために著者は、30代で、
    年収が3000万円を実現した人
    300人にインタビューをして
    その結果をまとめています。

    ポイントは
    「変われる人」

    成功している人は、最初から
    成功があった訳ではなく
    ”普通”の状態から、
    自らの意思と力で変わった人です。

    普通の人が変われないのは、
    変わるだけの差し迫った理由がないから。

    例えば、
    ”この1年以内に1億円を作らないと家族が皆殺しにされる”
    という状況になってしまったら、
    何とかして1億円を作るための方策を考え行動すると思います。

    でも、そのような理由がないと、1億円はほしいけど、
    わざわざ1億円を作るための行動は起こさないのが普通です。

    これは極端な例ですが、
    変われる人は、そのような理由、決意、意思があります。


    「価値を提供する」

    松下幸之助さんが言ったことばに
    「人に価値を与えたら、その1/10ぐらいは自分に返ってくる」
    というものがあります。

    欲しい年収の10倍の価値を人に与えられれば
    欲しい年収が得られます。

    世の中にそれだけの価値を提供することを
    日々意識することが重要です。


    「時間は命」

    我々はいつか死にます。
    そう考えると時間は命であり、限られたものです。
    限られているからこそ、
    貴重な時間で、できるかぎり価値のあることを
    しているべきです。

    今日一日の中で、新たな価値を生み出す
    仕事はどれだけ出来たか振り返ってみましょう。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    年収3000万円と普通の人の違い=日々、「違い」がもたらす、目に見える成果の差が、ほんのわずかしかない
    テレビ視聴量=54.7%がテレビの視聴時間は1時間未満
    読書量=毎月の平均読書量は、9.88冊
    30代で年収3000万円を実現した人は、「変われる人」、普通の人は「変われない人」
    普通の人が「本気で働く」ことをしないのは、それでも食べていけるから
    将来を見据えた上で、自分のモデルとなるような人の下で働くといい
    自分の強み、やりたいことと会社のニーズを結びつける
    何もやってみることがなければ、人生はよりよい方向に変化することはない
    年収3000万円を実現するには、世の中にそれだけの価値を提供することを意識する
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    序章 なぜ「30代で年収3000万円を実現した人」を調査したのか
    第1章 彼らは普通の人とどこが違うのか
    第2章 データから見た実像
    第3章 変われる
    第4章 本気で働く
    第5章 成功への手順を踏む
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/9a2e5f92ac99f624.png
     

  • 拙著でございます。
    30代で年収3000万円を実現された方111名を実際に取材しました。
    200名にはアンケート調査をしました。
    実際に311名調査を行いました。

    お金も数百万円は使いました。
    時間も1年以上は取材ばかりでした。

    そうして、行き着いた内容です。
    どちらかというと、データ分析というか、全パターンを書き出したかたちです。

    次回作も出版されます。
    そちらは典型的なパターンをうまくまとめられていると思います。

  • なかなか具体的なインタビューがたくさん掲載されており、参考になる部分がたくさんあった

  • ■寸評
    目新しいことはない。結果を具体化するうえで重要な規範をざっくりと確認できる内容。
    方法論・スタンスに関して迷っている自分を、「やはり、そうですよね」と奮い立たせるにはいい。
    データは面白い。ただ、紹介ベースということで、3000万プレイヤーの中でも同質な固まりが母数になっている側面もあるため、傾向が偏っている感が否めない。


    ●発見
    ・「やらないことを決める」を、今年の目標に追加。
    ・人と会う。100人あって、一人師匠に出会えたら儲け物。
     ➡見た目を清潔に、フットワーク軽く人前に出られる準備。


    ●確認
    ・金・時間という有限なリソースをどのように配分するか
    ・仕事・投資にかけるリソースを最大化。娯楽を削る。
    ・車所有は、非合理。ローンは嫌
    ・「好き、強み」×「ニーズ」=天職

  • ちょっと暗い本だと感じた。
    自力で稼ぐ方法という表現がイマイチ理解しづらい。
    データを元にした評論本だが、あまりデータは重要でない気がしたし、調査した内容が均されてしまうので、実名の自伝的な本をたくさん読んだ方が面白みがあると思う。

    行動するモチベーションは上がった。

    2011.9.28-10.3
    図書館

  • 30代で年収3000万円を稼ぐ人へのインタビューを通して自力で稼ぐ人に共通するポイントをまとめた本。

    著者は今年で30歳になるまだまだ若者。 幼少期に父親を亡くし母親が苦労をして家計を支えてきた実体験から自力で稼ぐ人になりたいと思い、本書に書かれているインタビューを決行した。
    成功者が自分の成功体験をベースとして語る本ではなく、その領域に辿り着こうと考えた若者の視点で描かれた本であり興味深い。


    30代で年収3000万円を実現した人は典型的なタイプというのはおらずその個性や週刊は千差万別ではあるが、達成できていない人と比較すると一貫して異なる点があるという。 それは以下の3点。
     1) 「変われる」という違い
     2) 「本気で働く」という違い
     3) 実現に至るまでの「手順」という違い

    「変われる」という点で重要なことは「自分の意思で人生を選ぶ」こと。
    その為には、「変化を受け入れ」、「望む人生を求める決意」をし、「自ら変化を起こす」、ということが必要。

    「本気で働く」という部分では、一生懸命長時間働く他に、「人のために貢献する」「目線を高く持つ」「自己投資する」という要素が必要。

    実現に至るまでの「手順」について年収3000万円を実現した人たちからのアドバイスは以下のとおり。
     a) 弟子入りする(適切な会社に入って働く)
     b) 好き・強みを磨く
     c) とにかくやってみる
     d) 思考を身につける


    著者が何故30代で1000万円や2000万円の人ではなく、3000万円の人に目をつけたのか、その理由は非常に興味深い。
    著者は「何があっても自力で稼ぐ力」を探求することが目的であり、一流企業や外資に入れば達成できるレベルでは調査の意味がないと考えたからである。

    若いのにその目線の高さに感服する。

  • 実現するためには家族との時間を犠牲にせよとか長時間労働せよということが書かれていて自分には全く合わないと思った。あと、文章が同じことを繰り返していてちょっとくどい。。。年収3000万を目指しているわけではないですが、目指すとしても他の方法を選びます。

  • 活力を与えてくれる本
    これからのキャリアを本気で考えて行動を起こそう!!!

  • 人生一時間
    本気の意味

    変われる
    本気で働く
    成功への手順を踏む

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著者プロフィール

1963年愛知県生まれ。文筆家、歴史探訪家。
地図や鉄道、近現代史をライフワークに取材・執筆を行う。
著書に『妙な線路大研究 東京篇』(実業之日本社)、『鉄道歴史散歩』(宝島社)、『ふしぎな鉄道路線』(NHK出版)、『地図と愉しむ東京歴史散歩』シリーズ(中央公論新社)など多数。

「2021年 『妙な線路大研究 首都圏篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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