社内営業の教科書

著者 :
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 116
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046111

作品紹介・あらすじ

上司・同僚・部下を味方につけることができなければ、一流にはなれない!

自分のために協力をしてくれる仲間を増やし、
会社のキーマンを味方につけることができれば、
仕事も、キャリアも、人間関係もうまくいく。
そのための戦略とアクション、それが「社内営業」だ!

伝説のトップセールスマンと呼ばれた著者が、
自ら実践してきた社内営業メソッドを初公開!

感想・レビュー・書評

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  • 「社内営業」という響きが嫌いなひとは多そう。でも仕事を円滑に進める上では、大事なことだろうと思います。社内文化にも依ると思いますが。

  • 著者はリクルート出身。社内だからといって、あなたに協力してくれる訳では無い。その当たり前の事に気づかせてくれた。

    周囲を如何に上手く巻き込んで多様な力を集めて大きな仕事を行うか。

    社内営業というと「ゴマスリ」とのイメージが強く、ネガティブなイメージがあると思うが、その必要性を素直に認めて、どうしたら皆が自分に快く協力してくれるか?と真剣に考えてみては?との提案。

    すると皆が面倒と思うタスク、例えば飲み会の幹事も、前向きに引き受けられるかも(笑)普段話さない人と繋がる絶好の機会。

    40代半ばになって、やっと「なるほどね〜」と思う内容かも。若手は自分の力で切り拓けると思う傾向だから、自分も含めて。

  • 端的に書いてあって分かりやすかった。
    仕事に関していろいろな考え方があることに気付かされる書籍でした。

  • トップセールスマンが大切にしている働き方とは何ぞやと思って読んでみた‼︎

    第1〜6章まで具体的で分かりやすい。私自身は、営業部でなく営業部を支援する類の部署に勤務していたが、ここで書いてあることは、どれもご指摘どおりだと思った。様々な営業マンと接する中で、この人と一緒に仕事したくなるな〜と感じる人がいる一方で、もうこの人とはなるべく関わりたくない!って感じる人がいて、その感覚は私だけでなく、私の部署で働く上司や同僚ほぼみんな同じだった。どんなに優秀でも一人でできることは限られていて、専門部署と上手く連携しなければ成功はないのに残念だなーって人をよく見ていた。

    社内営業って聞くと、ゴマスリとかせこいイメージがあるけど、この本で書かれてることは、社内営業とは誠実な対応であり、会社で働くことが楽しくなる秘訣だということが分かる。「ゴマスリなんかしないぜ!」ってタイプの人も一度読んでみてほしい。例えば、お手伝いした立場としては、その後、結果がどうなったのか気になってるのよ?丁寧に報告してると成功であれ失敗であれ、次に繋げるし、何より嬉しいんですよ。「社内営業」とは、組織で働く上で重要というより不可欠なことがたくさん学べるから。

  • 参考

  • 【概要】
    社内営業をすることで、上司、同僚、部下を味方につけ、仕事の成果を大きくしたり、望む仕事、ポジションを手に入れることが出来る。また、社内営業をすることで人間関係が良好になり、会社で働くことが楽しくなる。

    ①社内営業の必要性
    ②自分の為に協力してくれる社内の見方を増やす
    ③喜んで仕事を手伝ってもらえる「お願いの仕方」を身につける
    ④強力な後ろ盾、知恵袋になってくれるキーマンを味方につける
    ⑤自分の能力や意思を上手く伝えて仕事やポジションを手に入れる
    ⑥社内営業の上級テクニック&落とし穴を知っておく
     →・うまくいったとくほど下働きを引き受ける、敵を少なくする
      ・タイミングが悪い社内営業は逆効果
      ・味方の数が増えたら人をつなぐハブになることも考えてみよう
      ・社内営業を「する」ことで得られた恩を、社内営業を「された」ときに返す
      ・自分のできる範囲で協力する。全力で期待に応えようとしてしまうと見返りを求めてしまう

  • これから営業として仕事を始める事になり、ノウハウ本をたくさん読もうと思う。 まずは社内であっても社外であっても人に誠実に思われることが認められることへの第一歩

  • 社内営業の大切さ。
    ・人と仲良くなるには1回の「すごい話」より3回の「たわいもない話」が効く。
    ・社内行事は味方作りのボーナスステージ
    いやらしさを感じるが大切なことだろう。

  • ビジネスにおいて、目指す目標を達成する上での社内営業の重要性、
    またそのやり方、進める上での注意点を詳細にわかり易く書いた内容。

    「いかにしたたかに進めるか」この重要性がよくわかるとともに、
    決して遠慮する必要などないことも理解できた。
    媚びととるかどうかはある意味、自分の気持ち次第。
    周りの目を気にしつつも、いくつ意識していきたいと考える。

  • 社内営業の教科書
    2017/5/26 著:高城 幸司

    社内営業は、業種・業界にかかわらず仕事で大きな成果を出し、自分のやりたい仕事・就きたいポジションを手に入れるためのテクニックなのである。

    社内営業とは、上司・同僚・部下を味方につけ、仕事の成果を大きくしたり、望む仕事・ポジションを手に入れること。一言でいうと、あなたがビジネスパーソンとして成功するために、会社を味方につけることである。

    本書の構成は以下の6章から成る。
    ①なぜ社内営業が必要なのか?
    ②社内に味方が多い人のちょっとした習慣
    ③相手が喜んで協力してくれるお願いの技術
    ④影響力の強いキーマンを味方につける
    ⑤自分を上手に売り込むパーソナルブランディング
    ⑥社内営業の達人になるヒント

    おもしろく、わくわくしながら読み進めた本書。
    社内営業が自分が得意かどうかと言われれば得意ではないというか不得意である。

    しかし、自分に必要かどうかと言われれば必要と声を大にして言える。マイナスに社内営業を捉えるのではなく、自分だけが良くなるのではなく、周りへの貢献もしっかりと行うということと長い目で見れば属する組織・企業も良くしていくことになれば周りもハッピーにもなる。

    4月は新しいことにチャレンジするにはもってこいのタイミング。今年の自分に課したキーワードである人脈を外と中を十二分に意識しながら本書を根底として必要によってはがつがつ取り組んでいきたい。

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著者プロフィール

同志社大学卒。(株)リクルート入社。営業として6期連続トップ成績を残すなど活躍の後、起業独立情報誌「アントレ」を創刊、事業部長・編集長を歴任。現在は人事コンサルティング会社(株)セレブレイン代表。

「2021年 『図解決定版 リーダーシップの「基本」が身につく本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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