親といるとなぜか苦しい: 「親という呪い」から自由になる方法
- 東洋経済新報社 (2023年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492224106
感想・レビュー・書評
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毒親・親ガチャという言葉が一般的になった昨今、親としてどういうことに気を付けないといけないか興味があり本書を手に取りました。
「精神的に未熟な親」から感受性が豊かな子が一番影響を受けやすくといったことから、まずは親が精神的に自立していること・自己成長が必要と感じました。
これまでの親としてこうあるべきという意識は本当は必要ないもので、子に依存せず子を一人の人間として尊重することという当たり前のことを再認識することができました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一次創作の資料として読み始めた。親子関係について知りたかったけど、読んでいるうちにモラハラの加害者と被害者がどうしてそういう思考になってしまうのかという説明がされていてそちらの方が興味深かった。モラハラの実体験からこの行動あるある〜と頷いてしまって、後半は資料というより自分のために読んでいた笑
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知人に勧められて読んだ。この本を手に取るような経験をしてきた人には、冒頭から心にグサグサと刺さる。読み進めるにつれて、今まで自分の中でぼんやりとしていた親の像が、少しずつ形を持っていくように感じた。親への解像度が上がり、客観視できるようになったのかもしれない。もう一度読みたい。
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ずっと、親との折り合いが悪くどうしていいかわからなかったが疑問に思っていたことが大きな氷が溶けるように解決した本だった。
親との関係に悩んでる人全てに読んでほしい一冊
目次
・精神的に未熟な親が子どもの人生に与える影響
・親の心理と行動を見抜く
・精神的に未熟な親がとなりにいるとき
・精神的に未熟な親の4つのタイプ
・重荷を背負い、乗り越えてきた人生
・一人でがんばるこをやめる方法
・回復がスタートする小さな瞬間
・人に巻き込まれず、新しい関係をつくら -
近年毒親という言葉が話題になったけど、それよりは成熟してるけどどこか未熟な親について書かれた本という感じ(大枠では毒親だけど)。感情のままに子供に接して子供を困惑させる、とか、こういう親のほうが多いのでは?と思ったけど、でも子供からしたら些細なことが大きな傷になったりするんだよなあと思った。特にHSP気質の子は辛いかも。
大部分が親のタイプについて書かれている。あるある、という感じで、これに自分は傷ついていたんだ、、という癒しになる本。でもどうすれば?ということについては、「親は変わらないので気づいて距離をとる」という一点ぽかった。
自分も親なので、自分がいかにして成熟すれば良いのかということが気になってしまった。 -
【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/571425 -
身近な問題すぎて1ページ1ページ内容が重く感じ、なかなか読み進められなかった。読み終えると何故か少しすっきりした気分に。
何かある度に振り返りたくなる本。 -
精神の成熟な〜
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本書に書いてあるようなエピソード全てに共感できた訳ではないが、親との関係に生きづらさを感じるのは親に未熟な部分があったからだと感じた。
成熟した人とは何か、自分は成熟した人間か考えさせられた。自分が子供を持つようになるまでには成熟した人になれるようにしたい。