お金原論

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492314814

感想・レビュー・書評

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  • ●なんかのビジネス雑誌に紹介されていた本。「お金」という軸を通じて信用経済の本質を知れば、収入を増やせるだけでなく、社会に影響を与える人材になれる、といった少し自己啓発めいた本。

  • 金融学習協会理事長によるお金の話。全く学術的でない。雑学的な知識の披露の部分がほとんどで、くだらない例示が多くイライラした。素人に対して、お金の機能や管理法、運用法を述べたもので、当たり前のことが多く得るものがなかった。
    「今、収入の高い人は、自分のスキルアップや経験に対して過去にお金を投資したことがわかる。一方、今、仕事もなく生活に苦労している人は、その努力を行なってこなかったということもわかる」p32
    「宝くじの高額当選者の実に7割がその後、自己破産に至っている」p42
    「(マズローの欲求5段階説)①生活維持欲求、②不安払拭欲求、③ライフスタイル実現欲求、④自己実現欲求、⑤社会還元欲求」p88

  • お金の教養のSTAGEという考え方が参考になった。上のSTAGEにいる人からは
    下のSTAGEにいる人のことがよく見えるが、逆はよく理解できない。
    STAGEを上がるには、上のSTAGEの人と接するこは必要だろう。

  • タイトル通り、お金の本質とは何か?について書かれていますが、お手軽なマネー本のように読みやすさはありません。初めの読みだしからそんな感じがしましたが、読んでいるうちにその内容は面白さを感じます。ただ、ある程度、この手の本を読んでいる人なら分かるかも知れませんが。お手軽な書と言うよりは、少し考えながらゆっくりと読む方向に向いている一冊な印象。

  • お金は数値となっており、信用の多寡がお金の多寡となる。お金の教養Stageを用いて考えると分かりやすくなる。あせらず一つずつStageを高めていく。

  • 「お金とは何なのか」という「お金の哲学」を論じた一冊。
    「考え方」「貯め方」「使い方」「稼ぎ方」「増やし方」「維持管理」「社会還元」7つの「お金の教養」を体系化し、それぞれの教養ごとに5段階のSTAGEに分けたフレームワークがあり、各STAGEから見える世界はどんな世界で、自身のSTAGEはどこなのかといったことを考えさせられる。
    気づき・所感 (箇条書き)
    泉正人さんの本は過去にも読んだことがあって、読むまでは典型的な「質素倹約が美徳」「貯金を頑張る」「節約していこう!」といった人間でした。
    ですが、このお金原論でまとめられているような考え方を知り、より実りある豊かな人生を送るための創意工夫を日々の中で考え続けています。
    仕事に活かせるインプット
    ぐさっと刺さったのは、「一番良いお金の使い方は、自分のお金を使い、他人のお金を使わないこと」というフレーズ。
    これは会社員には特にいえることで、上司にランチをおごってもらえるなら少し高いメニューを頼んでしまうとか、会社の備品をつい私物以上に沢山使ってしまうとか・・・。
    みんなの本棚の制度で本を読みまくってるのもここに当てはまりそうで、耳が痛かった。。。(自腹でも本は買ってます、これからも買うようにします・・・)
    個人としてお金との向き合い方を捉え直すことは、会社のお金を意識することにも通じます。日々のコストの意識はもちろん、事業の売上や利益など幅広い範囲でお金のことをジブンゴトで捉えるきっかけになると思います。

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著者プロフィール

ファイナンシャルアカデミーグループ代表/一般社団法人金融学習協会理事長
日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じて、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立し、代表に就任する。身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークでスクール運営を行う。義務教育では教わることのなかったお金との正しい付き合い方を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かで、ゆとりある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着を目指している。
『「仕組み」仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『お金言論』(東洋経済新報社)、『お金の教養』(大和書房)、『52歳からのお金のリアル』(プレジデント社)など、これまでに上梓した著書は約30冊、累計150万部を超える。著書は、韓国、台湾、中国でも翻訳され、発売されている。

「2019年 『最強の定年前マネジメント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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