ジム・ロジャーズ 大予測: 激変する世界の見方

  • 東洋経済新報社
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492371251

作品紹介・あらすじ

ジム・ロジャーズ氏に10時間超のインタビューを書籍化、緊急出版!

コロナショックで世界の経済、金融、マーケットはどうなるのか。
また、国際政治や地政学的動向にどう影響するのか。

世界的投資家は、いま何に注目し、何に投資しようとしているのか。
多くの読者が知りたい内容をダイレクトに伝える一冊。

経済、金融、マーケット関係者、個人投資家は必読の書


【目次】

第1章 コロナショックは戦後最大の危機の始まりか
第2章 これから世界で何が起こるのか ~世界の主要国が後退し、中国覇権が加速する
第3章  20年後、「日本終了」が現実味を帯びてきた
第4章  世界の常識で考える、これからの人生設計&投資戦略

感想・レビュー・書評

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  • ジム・ロジャーズ 大予測

    【魅力】
    投資家ロジャーズの10時間インタビュー。
    しかも、時期がコロナ後であること。

    ①世界で何が起きているのか?

    ②アメリカ、中国、日本、新興国をどのように評価しているのか?

    ③若いとき、何をしたらよいのか?

    【学び】
    彼が、円を買わない理由が明確に理解できます。

    この著書は、時間がまたまだある年代のひとにこそ、手にとってほしい内容です。

    なぜならば、世界をどのようにとらえるのか? 経験が豊富なひとの考え方に触れることが出来るからです。

  • 読んでて変な汗をかくほど今の日本にいる自分の状況がヤバいと痛感した。どれに投資すればいいとかそんな楽天的な話ではない(一応書いてあるけれども)。日本が背負ってる借金、少子高齢化、年金保険問題、2023年そのツケは若者に回ってきてることがよく分かった。

    日本人は変化を嫌う。それは高齢者に限らず若者にもある話だ。中国の水問題、北朝鮮の現状、日本では報道されないことばかりだった。私も外国語をやってこなかったことを後悔している。

    「イギリスしか知らないのに、イギリスの何がわかるというのだ?」

    刺さる言葉。日本を出たことないのに、日本の何がわかるのか。

    覚悟を決めた。幼少期〜青年期を過ごした平成という平和で豊かな時代は二度と来ない。両親に養われぬくぬくと暮らしていた夢の時代は二度とない。

    きっとここから地獄がくる。

  • ジムロジャーズの予測本。当然ながら基本的な方針は変わらない。将来は誰も予想出来ないので話半分で読んだが、人生設計、投資戦略は非常に良いと思うのできさいしておきます。

    1.懸命に働いて資産をつくること
    2.一つの分野のプロになり知識を高めること
    3.慎重に投資しその後は何もしないこと

  • 投資は不労所得ではない。優れた投資家は、未来を予測するために、世界中の現状を知り、歴史に学び、哲学で人間を知るという。投資家に限らず、よい人生を送るためには、これらの学びは欠かせない。変化しないものはない。自分や自分の置かれている社会を正しく知り、変化を恐れずチャレンジし続けなければとの思いにかられる。

  • 2020年からの予測は、2022年となった今、なんとか当たっていない。しかし、ただ当たっていないだけで、まだ予測したことが起こる可能性は無くなっていない。また、解決策が明示されてはいない。課題に向かうチャンス、解決へのチャンスはまだ残っている。

  • 2020年4月に執筆された本。
    ①コロナショックは危機か?
    みんなが恐怖に怯えている時にこそ勇気を出して買う。
    ②これから世界で何が起こるのか?
    コロナ危機で生じた大量の債務が足を引っ張り、世界の経済成長が減速する。欧米経済の凋落が決定的になる。中国が覇権を握る。東アジアの成長。
    ③今から20年後に日本終了の現実味は?
    巨額の借金、人口減少、移民受け入れ拒否で日本の長期停滞は免れない。技術大国は昔の話。変化を嫌う日本人。観光と医療は日本の優位な分野。MMTは眉唾物。東京五輪は債務だけが残る。

  • これからは中国の時代だからはよ中国語勉強しなかん。
    北朝鮮も時期に来る。
    日本はやばいからはよ出なかん。

  • ジム・ロジャーズの本を数冊読んだが、考えはほとんど変わっていない。
    日本人が世界で生き残るためには、何をして何を学べばいいかという内容が記載されています。

  • 歴史を鑑みれば、貿易戦争に勝者は存在しないし国家を閉じて栄えた例はないという。しかし自国主義こそが素晴らしいという考えがでてきてしまっている。
    世界のニュースを自分のものにして、自分の意見や意思を持って投資している姿はさすが。

  • 投資の話というより、ジム・ロジャーズの考えが繰り返し書かれている。
    日本を海外目線で見ると将来厳しいよ、と柔らかめに言ってるけど、実際はもっと厳しく見てるんだろうなと。脱出するか、自動小銃扱えるようにというのも十分過激だけど。。
    子育ても娘たちに中国語を学ばせるとか、おじいちゃんなのに手を打つのが早かったんだなと思ったら、60過ぎてからの子供と判明してびっくり。。
    読了してそのインパクトが一番強かった。

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著者プロフィール

■著者略歴
ジム・ロジャーズ(Jim Rogers)
1942年、米国アラバマ州生まれ。イェール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、ウォール街で働く。ジョージ・ソロスとクォンタム・ファンドを設立し、10年間で4200パーセントという驚異的なリターンを上げる。37歳で引退した後、コロンビア大学で金融論を指導する傍ら、テレビやラジオのコメンテーターとして活躍。2007年よりシンガポール在住。ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロスと並び世界三大投資家と称される。 主な著書に『冒険投資家ジム・ロジャーズ 世界大発見』(日経ビジネス人文庫)、『危機の時代』(日経BP)、『ジム・ロジャーズ 大予測』(東洋経済新報社)『大転換の時代』(プレジデント社)がある。

「2023年 『捨てられる日本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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