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- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492395011
感想・レビュー・書評
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原油が高騰したからと言ってインフレにならないのはよく分かった、企業業績が回復しなければ株価も上がらないだろう。インフレ待望論はあるのでは?
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今起こっているインフレは、原油、食品というものに限られたものであり、
これらはファンダメンタルズ要因に加え、投機的マネーが流入し、よりいっそうの価格上昇になっている。
そういう背景もあり、マスコミが居様に煽っている部分があるが、一部のものを除くと全体的にはデフレであるというのが彼の意見。
特に日本は少子高齢化等による国力の低下と、企業力低下により賃金が上がらない状況が続いているので、
インフレにはなりにくいとする。
なお、石油に関しては埋蔵量問題、代替エネルギー問題、政治問題からの切り口も鋭い。
明確な根拠を元に展開される分析はわかりやすいです。
さらに、前回の著書でも触れていたが、
デフレの苦しい時代であるからこそ、自己責任の時代である。という意見に僕は大いに賛成である。
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