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少年と犬 (文春文庫)
- 馳星周
- 文藝春秋 / 2023年4月5日発売
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連作にひとつひとつの終わりが悲しい。
犬はけっして喋らないけど、作品を通して読むと
色々語りかけてくる。
大感動ではないが、犬好きなら泣ける話かもしれない。私はそうだった。
2025年2月3日
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朽ちないサクラ (徳間文庫)
- 柚月裕子
- 徳間書店 / 2018年3月7日発売
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警察小説は苦手かもしれない。
凝った筋書きだがラストがスッキリしない。
後半ページ数が減っていく時にこの残りページ数でどんなラストになるのか期待したが、納得のラストではなかった。
2025年1月5日
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検察側の罪人(下) (文春文庫)
- 雫井脩介
- 文藝春秋 / 2017年2月10日発売
- 本 / 電子書籍
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下巻はスピード感があってあっという間に読み切った。死刑に時効があった時代 、逃げ切った犯人に鉄槌を下す方法がなかった事を無念に思う最後だった。
2024年9月24日
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検察側の罪人(上) (文春文庫)
- 雫井脩介
- 文藝春秋 / 2017年2月10日発売
- 本 / 電子書籍
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上巻はちょっと読むのがしんどかった。特に検察の取り調べで何度も高圧的な取り調べが行われる場面は読みたくなくなる程だった。最後に大きな展開があり、ページをめくるスピードが上がった。早く下巻を読みたい。
2024年9月22日
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傲慢と善良 (朝日文庫)
- 辻村深月
- 朝日新聞出版 / 2022年9月7日発売
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今どきの出会いはこんな感じなのだろうか。世代が違うので、覗き見した感じで興味深く読んだ。ミステリーとしては、後半の種明かしが少し期待外れだった。100点の人と出会うには人生は短すぎる。
2024年9月14日
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希望の糸 (講談社文庫)
- 東野圭吾
- 講談社 / 2022年7月15日発売
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2023年9月17日
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月蝕楽園 (双葉文庫)
- 朱川湊人
- 双葉社 / 2017年8月7日発売
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2022年11月5日
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沈黙のパレード (文春文庫)
- 東野圭吾
- 文藝春秋 / 2021年9月1日発売
- 本 / 本
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2022年10月16日
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さよならも言えないうちに
- 川口俊和
- サンマーク出版 / 2021年9月14日発売
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過去は変えられなくとも、伝えきれなかった事を伝えられればいいと思える。そんな過去はいくつもある。
2022年8月6日
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そして、バトンは渡された (文春文庫)
- 瀬尾まいこ
- 文藝春秋 / 2020年9月2日発売
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2021年11月5日
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終わった人 (講談社文庫)
- 内館牧子
- 講談社 / 2018年3月15日発売
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2021年10月30日
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ファーストラヴ (文春文庫)
- 島本理生
- 文藝春秋 / 2020年2月5日発売
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逃げるな新人外科医 泣くな研修医2 (幻冬舎文庫)
- 中山祐次郎
- 幻冬舎 / 2020年4月2日発売
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続編 作者が現役の医者だけに内容がリアル。新人外科医目線での緊張感が伝わってくる。人の人生に関わることもある医師という仕事は責任の重い大変な仕事だと思う。では自分の父に対してはどうか。医師の目線と子の目線、それは患者の家族の目線だった。
2021年4月27日
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泣くな研修医 (幻冬舎文庫)
- 中山祐次郎
- 幻冬舎 / 2020年4月2日発売
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どんなに優秀な医者も最初から優秀だった訳ではない。研修医が苦労して、泣いて医者になっていく話。医者という仕事は尊いと思いつつ、医学の限界に絶望する主人公、人を救う事に喜ぶ主人公に共感する。
2021年4月23日
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新潮記 ちくしょう谷 (山本周五郎長篇小説全集 第二十巻)
- 山本周五郎
- 新潮社 / 2014年9月26日発売
- 本 / 本
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許しの本、ここまで人は人を許せるだろうか。
2019年9月9日
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ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
- 山口周
- ダイヤモンド社 / 2019年7月5日発売
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オールドタイプの私でも納得する部分が多かったですが、若い人=ニュータイプではないと思いながら読みました。経験がものすごいスピードで陳腐化している事はおおいに感じます。しかしそれはすべての人に対してであって、オールドタイプの人間にもニュータイプ的な経験にとらわれず、新しい事を考えられる人もいると思います。そうありたいです。ジェフベゾスやビル・ゲイツをオールドタイプと呼ぶ人はいないでしょ、年齢的ににはオールドタイプなのに。論証に使われているエビデンスは正しいですが、一つを持って全部がそうだといっているようで、違和感を感じます。この本をもって今のオヤジ達はダメだと言うのは、オヤジ達が今の若いもんはと言うのと同じだと思います。クソ仕事は昔からありました。
2019年8月17日
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ヴィヨンの妻 (新潮文庫)
- 太宰治
- 新潮社 / 1950年12月22日発売
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暗い。だらしない詩人は太宰本人か。妻も妻で、人間的に崩れた感じ。
2019年7月6日
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初恋温泉 (集英社文庫)
- 吉田修一
- 集英社 / 2009年5月20日発売
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短編5つ、どれも温泉に行く話。それぞれの主人公の事情を絡めて旅情も楽しむ。
2019年5月18日
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アラビアの夜の種族 (3) (角川文庫)
- 古川日出男
- 角川書店 / 2006年7月25日発売
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2019年5月6日
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思い出が消えないうちに
- 川口俊和
- サンマーク出版 / 2018年9月20日発売
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妻がこのシリーズが好きで、貸してもらって読んだ、前作、前々作の人間関係をわすれたので、妻に登場人物の関係図を紙に書いてもらってから、読書開始。1話目、2話目が泣けた。未来は変えられないけど、思いは伝わる。人は最後はみんな死ぬのだから。妻は5星⭐️らしいですが。
2019年5月5日
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チーム 堂場瞬一スポーツ小説コレクション (I) (実業之日本社文庫)
- 堂場瞬一
- 実業之日本社 / 2010年12月4日発売
- 本 / 本
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堂場さんの小説は「水打つ」以来。「水を打つ」もスポーツ(水泳)をテーマにしたものでしたが、今回は箱根駅伝です。水泳もそうですが個人競技のスポーツをチームとして行うってどう?「チームと言っても個人競技の集合なんだから個人が個々に頑張ればいいじゃない」を 「それは違うよ」と教えてくれる小説。箱根駅伝を一本分見るぐらいの興奮があります。
2019年5月3日
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アラビアの夜の種族 II (角川文庫)
- 古川日出男
- KADOKAWA / 2006年7月25日発売
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面白いが言い回しが難解な部分も、古代の流石翻訳本。でも構わずよも進む、どんどん読める。ファラーにサフィアーンは利用されただけなの? ドゥドゥ姫と結婚を目指して頑張っていたサフィアーンはもう終わり?
2019年5月3日