- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492501801
感想・レビュー・書評
-
アートに興味を持ち始める前に読んだ一冊。
なぜか急に再読したくなった年末。
百聞は一見に如かずだと思って2020年、ここに行こうと決めた。10年以上前に読んでなお、継続しているのだからやっぱり間違っていないということだと思う。
今年の楽しみの一つ見つけられただけでも読んだ甲斐は間違いなくあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
近年、アートによる町おこしが全国各地で行われています。過疎化の進んだ離島などはそれにより観光業がうるおい、他県から移住する人もいます。”アート”と”経営””ビジネス”といった部分は最も離れた場所にあるものですが、それが合わさることによってどんな化学反応が起こるのか?!先日、愛知県にある佐久島(アートの島として有名)に遊びに行ってきましたが、とってもすてきな所でしたよ♪
-
文化的であること、美意識を持つこと。これがいま日本の企業に不足している事かもしれない。
理念と哲学が必要となり、何より「働く人が楽しく」ないといけない。楽しくないことほどつまらないことはない。
それにしても、やくざ相手に現代アートを「柄のようなものです」と言い切るシーンは痛快。 -
大まかに忘れましたが、
成功談ですね。
この手の本は少し苦手です。。。 -
温泉街
-
学術的ではないが(ないので)よみやすい
あんま参考にはならんけれど -
お客は神様ではなく「王様」であると、「お客様という王様に仕えることは自分たちの提示するコンセプトを選んでくれた大切な方」なのだと板室温泉「大黒屋」のオーナー室井氏はインタビューに答える。
現代アートを展示するだけでなく、アートのコンセプトを旅館の運営に取り込んでいるのだ。
もの派の第一人者、菅木志雄の「もの」と「もの」の関係、「もの」と「空間」への関係や構造を探ることに共鳴を感じ、そのことを経営にまで及ばせる。
アートは人を日常の回路から美の回路、新鮮な時間や価値観に誘う効果がある。例えば、長い廊下に絵画があることで、そこは通路ではなく、快適で刺激的な道となる。
そんなアートの持つ効用と保養は一体化し、苦境にあえぐ温泉旅館のなかでリピーターの多い黒字経営を達成しているというのだ。
是非とも訪ねてみたい旅館。 -
旅館がアートを取り入れて、成功した斬新的な試み。
アートで人を呼ぶことを裏付ける必読書。 -
大黒屋。アートを取り入れることによる企業コンセプトの明確化、差別化。ブランドイメージに合うアート以外は興味なし→現代アートに行き着く。抽象的な(よくわからない)アートほどよいのだという。
-
ホワイトシップ、きみさんのお勧め!