チェンジモンスター: なぜ改革は挫折してしまうのか

  • 東洋経済新報社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492531310

感想・レビュー・書評

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  • チェンジ・マネジメントについて頭の整理を必要に迫られて読み始めた一冊。組織が変革する際に立ちはだかる阻害要因が発生するメカニズムについて、停滞(stagnation)、準備(preparation)、実行(implementation)、決着(determination)、結実(fruition)という5つの段階で出現する"チェンジモンスター"を実例に沿って対処法を示しています。自分も経験あるのですが、いずれも人間の感情面を軽視したコミュニケーションが原因であり、その抵抗にも一理があるケースがほとんど。だからこそ変革によるもたらされるメリットを共に最大限享受する為にも様々なコミュニケーションが必要というのが、ここでのケースメソッドで実感をもって分かりました。主にM&Aを契機にした変革を想定していますが、どのような変革プログラムにも使えそうです。万能なツールの紹介ではなく地道な努力が必要であることを繰り返し強調する点ではマネジメント本では異質であり、決して読みやすい翻訳ではありませんでしたが、この手の本によくありがちな"説明のための概念"みたいなのが出てこなかったのは非常に良かったです。巻末でBCG東京事務所のまとめた日本版の補論は分かりやすかったのですが、ちょっと商売っ気も感じましたね。

  • (読みかけだけど)
    「カモメになったペンギン」の元(?)の本。
    事例が描かれているのはわかりやすいが、並行して書かれているのが個人的に読みづらく感じた。それと、この本を読み終わる前に仕事での関連業務が区切りになったので読みかけで終わってしまった。
    ただ、詳しく学ぶにはよい本であるし、
    1章2章や、チェンジカーブの図は非常にわかりやすい。「カモメになったペンギン」+この本の1章2章だけでも個人的にはいいかな。。

  • 改革を邪魔すのは誰だ

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