その1人が30万人を動かす! 影響力を味方につけるインフルエンサー・マーケティング
- 東洋経済新報社 (2007年11月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492555958
作品紹介・あらすじ
インフルエンサー=「影響を与える人」を活用する、ブロガー1000万人時代の新マーケティング手法。ニンテンドーDSソフト、フィリップス、日産自動車など豊富な成功例を紹介。
感想・レビュー・書評
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戦略PRのブルーカレント本田氏の2007年の本。この頃は戦略PRといわず、インフルエンサーマーケティングと称していたようだ。図書館で借りた。
以下メモ
⚫︎異なるタイプのインフルエンサーが相互に影響を与える。マスメディア、プロフェッショナルインフルエンサー、個人インフルエンサー。
⚫︎インフルエンサーとは、影響を与える存在、であると同時に、中立的な第三者、である。都合の良いことを言ってください。と大金を積むのだと、インフルエンサーは、広告塔となり、影響力は消滅する
⚫︎マスメディアは社会性、プロフェッショナルインフルエンサーは専門性、個人インフルエンサーは親近感が、信頼とともに醸成される。
⚫︎情報を流す順番、はプロフェッショナルインフルエンサー、マスメディアによる報道、個人インフルエンサー。
⚫︎失敗を招かないポイント。やらせでなく共感、商品情報でなく関心ごと、押し付けではなく参画。
⚫︎シムシティは、子供の教育問題、を関心テーマに設定した。教育ツールの側面もあることをアピールする作戦。
⚫︎関心テーマの役割は、インフルエンサーを動かすこと。
⚫︎①当該商品の本当の便益は何なのか、複数なのか1つなのか、を徹底的にあぶり出す②その便益に関連しそうな消費者の関心ごとをひろく調査し情報を収集する③その2つを結びつけ、かつ消費者の驚きや発見となるような気づきポイントを検討する④さらにそれらが本当に言えることか、サポートとなるデータや事実を発揮する⑤全体をストーリーにまとめあげ関心テーマとして設定する
⚫︎消費者は第三者の意見を信頼している。課題は、消費者が信頼しているチャネルやメディアをどれだけ多く確保し、そこを通じたマーケティング目的に貢献する情報の発信を可能にするか。
⚫︎消費者の生活活動はリアルとネットの双方である。課題は一貫したメッセージのもと、いかにリアルとネット双方での情報発信機会を構築し、それを有機的に連動させることができるか。
⚫︎外堀から埋めていく、という発想
⚫︎インフルエンサーマーケティングは、宣伝広告にとって代わるものではない。
⚫︎漢検DSの事例。①12/12な漢字の日にプレスリリース「漢字が書けなくなった大人85%」、②ブログパーツ無料配布バイラル×SP、③ブロガーイベントでいきなりの試験、④テレビCM12/19〜、リスティング、バナー広告⑤店頭POP
⚫︎インフルエンサーの巻き込みはpushではなくpullのアプローチ。情報の押し付けではなく消費者に気づきを与える。自然な気づきを与えてから情報を提供する、PULLtoPUSH詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
■目次
まえがき
序章 インフルエンサーが動き出した
第1章 3つのインフルエンサーの特性と活用法
第2章 インフルエンサーを動かすポイントと「関心テーマ」
第3章 実践のための「7つのステップ」と「4つのねらい」
第4章 インフルエンサー・マーケティングの3つの課題
終章 インフルエンサー・マーケティングの未来
あとがき
■レビュー -
この本はつい友人にオススメした!
めっちゃ好きな本の1つです -
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