自分が喜ぶように、働けばいい。: 二つの本業のすすめ

著者 :
  • 東洋経済新報社
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本棚登録 : 115
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492558133

作品紹介・あらすじ

『定年後』のベストセラー作家が
会社を辞めずに働く中高年に聞いてわかった!
人生の後半戦を最高に楽しむ
副業解禁時代の人生バイブル!

  ***

会社員のみなさんに話を聞くと、40代以降になると、
「最近、成長している実感が得られない」
「今の仕事が誰の役に立っているのかわからない」
「このまま時間を過ごしていっていいのだろうか」
と、心が揺れ始める人が多いと感じます。
どうすれば、こういう気持ちを乗り越えられるのでしょうか?

本書は、そんな悩みを持つ会社勤めの中高年のみなさんに、会社員人生の後半戦を「自分が喜ぶ」ように働いて、いきいきと過ごすために、「会社を辞めることなく、会社の仕事以外の〝第二の本業〟の準備を今からしておくといいですよ」と勧める本です。

時代の流れは今、第二の本業を後押しもしています。代表的な会社が副業や兼業を認め始めていています。第二の本業を軌道に乗せた人たちを見ていると、75歳までは安泰です。

本書では、第二の本業を見つけて、人生の後半戦を〝いい顔〟をして過ごしている人たち、それをきっかけに新たな人生をスタートさせた会社員を大勢紹介しています。その中に誰か一人くらい、みなさんとかぶる人がいるのではないでしょうか。ぜひ手に取って、ご自身に参考になる人を探してみてください。

感想・レビュー・書評

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  • 何かびっくりするようなことが書いている訳ではないものの、自身のおかれている現在の状況には非常に参考になった。色んな可能性を探りながらもそう簡単には上手い道が開けたりはしない、という事実を受け止めながら試してみることの大切さを学べる点でも大いに励みになる。自信がなくなったら読み返せるように手元に携えておきたい。

  • 著者の体験の話が中心なので、それを踏まえて取り入れられる部分を探すイメージで読む必要がある本かなと。

    会社に属して活動するメリットも述べられており、そこが個人的には良いポイントでした。

  • なかなか良かった

  • 会社を辞めずに、第二の本業にチャレンジした経験談を紹介している本。
    副業へのハードルが下がったような気がしたが、始めるにはやはり熱意は必要だと思う。
    まずは自分がやってきたこと、できることの棚卸しから始めるのが良いのだろうと感じた。

  • いろいろと頷くことが多くて、背中を押される本。

    4.50代になると、「最近、成長している実感がない」「今の仕事は誰のためになっているのか」など疑問を持ち、よい顔で働けなくなる人が多い。また、順風満帆でやってきた人が、人事や病気などで挫折することもある。そのときに、第2の本業(副業ではなく)を持っていると、どちらの仕事にも前向きに取り組むことができる。会社員でいるだけでは分からなかった会社組織の良さ(グループで働くことで助け合えること分業できること、安定した給与が確保できること等)が実感できる。
    第2の本業を見つけるときに大事なことは、好きなことをするだけでなくて、自分の「お客さん」は誰なのかをはっきりさせること。

  • ・第二の本業を見つけることで、イキイキした人生送れる。確かにそうだけど、今子育て真っ盛りで自由な時間がない中で読んでしまったせいか、今第二の本業探しができていないことへの焦りを強く感じてしまった。
    ・本書を読んで、今の自分はイキイキした人生を過ごしているなと再認識できてよかった!

  • 40代から2足の草鞋で成功した方の本

    自腹をきる
    個人事業主に近づく
    本業で培った内容を活かす。
    さまざまな人の講演を聞く

  • 第二の本業、自分にもあると言えばあるが、まだ種を蒔いている段階。
    いろんな人の第二の本業の話が書かれていて、自分も励んでいこうという元気をもらった。

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著者プロフィール

楠木 新(クスノキ アラタ)
楠木ライフ&キャリア研究所代表
1954年神戸市生まれ。1979年京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に経営企画、支社長等を経験。47歳のときにうつ状態になり休職と復職を繰り返したことを契機に、50歳から勤務と並行して「働く意味」をテーマに取材・執筆・講演に取り組む。2015年に定年退職した後も精力的に活動を続けている。2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授を務めた。現在、楠木ライフ&キャリア研究所代表。著書に、『人事部は見ている。』(日経プレミアシリーズ)、『定年後の居場所』(朝日新書)、『定年後』『定年準備』『転身力』(共に中公新書)など多数。

「2022年 『自分が喜ぶように、働けばいい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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