- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492681411
作品紹介・あらすじ
フィンテック、電子マネー、ビットコイン、仮想通貨、プレミアム商品券、クレジットカード、デビットカード、コンビニ払い、決済サービス代行会社、小規模小売店インフラ、決済システム、日銀ネット、外為円決済、全銀システム、手形交換、電子債権、24時間決済、ATM、SWIFT、CLS、外為決済、証券決済、米国決済、FedWire、欧州決済、ユーロクリア、アジア決済、人民元決済(国際化)、決済銀行、取引所決済、証拠金取引(FX)、決済リスク、リーマンショック、量的金融緩和と決済、アジア債券市場、金融インフラ……、
決済に関する基礎がこの一冊にすべて網羅。どの本よりもわかりやすく「決済の全体像」が理解できる書。
本書では、国内・海外の金融機関(銀行)間における資金そして証券の「決済システム」に加え、リテール部門の電子マネー、クレジットカード、新しい仮想通貨なども含めた「決済スキーム(仕組み)」などを全体として「決済インフラ」と再定義し、金融商品ごとに説明の上、まとめて、この1冊で「決済」全般の入門書とした。本書は実務書でもあり、また教科書・研究書でもあるが、いくつかの特徴を持つ。まずは「最新の情報」をなるべく入れた。また、知識を「俯瞰」するようにし、筆者の実務・研究経験から判断した重要な情報や、変わらない大事な知識に絞った。つまり「ここからスタートする書籍」でありたいと考えたのである。(「はじめに」より抜粋)
感想・レビュー・書評
-
構造的に決済システムに関して学ぶのによい本。決済や対外接続を仕事にされてる方には必読の書。
個人的には決済システムの関連性を体形立てて、見られた点がありがたい。
入門書の位置付けっぽいが、広く浅く様々な用語が出てきて読みにくい。通読するよりも、必要に応じて辞書代わりに使うのがよいのかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
銀行間決済など今までよくわからない分野も丁寧に書かれている。
全体を知る入門書として最適。 -
決済に関して2015年当時で広範囲にまとめた書籍
入門とあるが、どの程度の予備知識を前提としているかは
なかなか微妙ではある。
体系的にはなっているが、一つ一つの決済内容に関して
詳細を記載するでもなく、数行で終わらせているので
入門者(私)がこれを読んでもチンプンカンプンだ
業務上、出てくる用語が決済インフラ上、どういった
位置づけなのか。他にどういったものがあるかなど
そういった点を補足するには良かった
ただ、そうするには索引がないのは厳しい -
わかりやすかった。自分の中で知識がない部分を補完するのには、かなり有益だった。
-
ビットコイン等の仮想通貨に関する本だと勘違いしていました。。
-
よくまとまって参考になっている。
-
よくまとまっていて参考になる
-
本当に「入門」ですが、決済のいろはから、日本から海外まで網羅された決済システムの概要説明が非常に分かりやすく纏められています。
さらに詳しい決済システムのことを知りたかったら、同筆者の別のさらに詳しい本を読めばさらに理解が深まると思う。
ただ内容紹介に「フィンテック」といった文言が出てきます。確かに昨今の決済手段の多様性や仕組みについてはフィンテックとは切りも切り離せないものだとは理解しておりますが、これはフィンテックと決済がどのような関連で、どういった技術がフィンテックになりえるのかを事前に理解していないと、まったくゼロベースの知識の人がかつ「フィンテック」目当てで本を購入した場合今回1.5ページしかのっていないフィンテックのことについて、「どこにフィンテックのことが乗っているんだ!少ない!」と誤解するかもしれない・・・ -
情報がまとまっているのが良いところだが、
例えばある制度設計に著者が関わったという記載はあるものの、それ以上のこと、例えば制度の趣旨や背景などの解説はあまり書かれていないので、初心者向けであり、やや物足りなさを感じる -
この本を読めば、様々な決済方法や決済に関する最新のトレンド、国内外の決済システムの違い等、網羅的に学べる。日経新聞で取り上げられそうな用語も大体載っていて、広く浅くの面は否めないが、入門としては非常に良いと思う。