- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494012039
作品紹介・あらすじ
上方落語『地獄八景亡者戯』-古来、東西で千に近い落語がありますが、これはそのスケールの大きさといい、奇想天外な発想といい、まずあまり類のない大型落語です。これを絵本に…という企画を聞いた時、これは楽しいものになると思いましたが、えんま大王、赤鬼青鬼、奪衣婆、亡者…いずれも予想に違わぬおもしろさです。第1回絵本にっぽん賞受賞。
感想・レビュー・書評
-
おどろおどしい絵に反して、怖くない、むしろ楽しい地獄のお話。
娘に「ごくらく」と「へをこく」の意味を聞かれたので解説した。
時代を感じる挿し絵とユーモアに触れるのもなかなか良いことだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
-
goya626さん
枝雀師匠の怪演?と言えば、松本俊夫監督「ドグラ・マグラ」でしょう、、、
ホント何故なんでしょうね?凡猫には自死の理由は...goya626さん
枝雀師匠の怪演?と言えば、松本俊夫監督「ドグラ・マグラ」でしょう、、、
ホント何故なんでしょうね?凡猫には自死の理由は判りません。。。2021/05/23 -
2021/05/23
-
もうできてるやないか! 米朝さんが怒った「じごくのそうべえ」:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/arti...もうできてるやないか! 米朝さんが怒った「じごくのそうべえ」:朝日新聞デジタル
https://digital.asahi.com/articles/ASQ1M5JF1Q1LUTFL008.html2022/01/20
-
-
地獄のお話だけど怖すぎなくてユーモアたっぷり!
自分の持ち味生かして協力すれば、地獄でもどうにか生きられる?!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
軽業師のそうべえは、今日も得意の綱綿比芸の真っ最中。
ところがところが!
バランスを崩して綱から真っ逆様!
そしてそして、そうべえが着いたところはなぜか地獄?!
いろんな目に合うけれど、地獄で出会った3人と、なんだかんだと関門挑む!
そうべえの運命や、いかに?!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
関西弁の語り口で、とてもテンポがいい文章です。
落語のお話だそうですが、読んでいると落語で語られている様子が、すぐ想像できます。
音読すると言葉も物語も楽しめて、一石二鳥のおもしろさです。
軽業師のそうべえ以外の3人の罪状を聞くと「そりゃあ地獄行きだよなあ」とうなずいてしまうのですが、でもそんな3人の力がないと、様々な関門はくぐり抜けられないところが、なんだか苦笑いな感じです。
小3の娘に読み聞かせをしましたが、娘は最初表紙を見て、「怖いのヤダ」と尻込みしていましたが、読み始めてみると、じっと聞き入ってくれました。
鬼は怖いけど、お話がユーモアたっぷりでおもしろいし、最後のページではちゃんとオチもついていて、さすが落語!と思いました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この絵本は落語をもとに、田島征彦さんがかかれたものですが、田島征彦さんがおなじく絵本作家の田島征三と双子の兄弟であることを、この絵本で知りました。
こうして自分的にもちゃんとオチがつきましたとさ。ちゃんちゃん。 -
子供の頃読み聞かせてもらった本。
地獄のありさまが、容赦ないタッチでコミカルに描かれている。そうべえのあっけらかんとした人柄が面白い。子供ながらに、針山地獄はいやだから、悪いことはしないでおこうと密かに思った。 -
子どもに「地獄ってこんなところ」と教えつつ、ちょっぴり怖く、でも痛快な内容。
絵の雰囲気も、怖くもあり、コミカルであるところが内容とあっている。 -
5才と8才の子どもたちが大好きな本!関西弁なので、名古屋出身の私には読むのが難しいけれど、それでも大笑いして聞いてくれます。特に、鬼のお腹の中に入るシーンで大爆笑!!豪快な絵も見どころ。
-
一見、絵柄は怖いですが、内容はユーモラスです。
音読すると、テンポが心地よい。
4歳〜。 -
じ国へ行った4人が、何でもへい気だからびっくりした。