ななしのごんべさん (童心社の絵本)

著者 : 田島征彦 吉村敬子

• 童心社 (2003年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[junkotetuさんの感想 · 2023年6月7日]

今もロシアとウクライナで戦争してる…

[natsuko-nonさんの感想 · 2017年10月4日]

大阪堺の戦争時の物語。
身体に障害があり、歩けない少女は、学校から「来なくて良い」と言われ、絶望する。それを、さりげなく励ます双子たち。
でも、彼らはみな等しく戦火に巻き込まれてしまう。誰ともわからぬ、名前のない死体になってしまう。
残酷かつ悲惨。それが「戦争」だ。

[lib-yuki_eventさんの感想 · 2013年7月26日]

請求記号　E/ﾀｼﾞﾏ　資料番号　020114443

[knslさんの感想 · 2010年11月16日]

★★★★★
大阪堺大空襲のお話です。重い脳性マヒの女の子と近所にこしてきたやんちゃな兄弟の交流。やがて、ひどくなる一方の戦争の影が、３人をのみこんでいきます。
小さなあたたかい幸せを押しつぶす戦争の非情さが、よく伝わってくるお話だと思います。
自然な大阪弁が、戦争の中の日常を身近に感じさせます。
（まっきー）

[knslさん · 2013/01/17]

しっかり聞いてくれました。
最後の場面、難しい。
（H24K太小、１年２年）

著者プロフィール

1940年大阪府堺市生まれ。「じごくのそうべえ」で第１回絵本にっぽん賞、「ふしぎなともだち」で第20回日本絵本賞大賞受賞。ブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌、小学館絵画賞、ライプチヒ国際図書デザイン展銀賞受賞。他に「そうべえごくらくへゆく」「そうべえまっくろけのけ」（以上童心社刊）『のら犬ボン』（くもん出版）などがある 。

「2020年 『せきれい丸』 で使われていた紹介文から引用しています。」