- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494019441
作品紹介・あらすじ
あの時、なんで追いかけたりしたんだろう?あやまらなきゃって、ずっと思ってた。今なら、素直にいえそうな、そんな気がしたから…。三人の少女のかけがえのない季節をつづるアンソロジー。
感想・レビュー・書評
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とても好きな本。
それぞれの初恋(未満もあり?)を描く。
きれいな水を飲んだような、そんな気持ちにさせてくれます。
初恋をするなら、こんな恋をしてほしい。
女の子むけかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
思春期の悩みが詰まっていて甘酸っぱく、どれも楽しく読めました。
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記録
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『バーズディパイ』『ホタルの基地』『沢山さんの恋』3編の物語が入ってますが、本のタイトルの話はなし・・・
でも、晴れた朝それとも雨の夜・・・というタイトルのような思春期の少女たちの心を丁寧に描いている。
ケータイ小説ばかり読んでいる子に、おすすめ。 -
3つの短編集で読みやすい本です。中学生が主人公なので「きっとみんなこんなことで悩んだり、泣いたり、笑ったりするんだろうな・・・」と共感できる物語です。特に1話目は、短くサラッと読めるので本を読むのが苦手な人にもオススメです。
【加西市立図書館】 -
中学生は子供なのか大人なのか?
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恋だろうか。恋ではないだろうか。
恋愛話ではないけれど、子供同士の関係ではない。微妙な年の心が温かに無理なく描かれていると思います。 -
きのう読み始めて、きょう読了。短篇集。
どの作品にも「悪い子」がいない。それは、ことばとしては決して悪いことではないと思うのだけど、この本の場合、それが丸めこまれていることに彼ら・彼女らが気づいていないだけで、実際はさりげなく矯正されているように思えるのはなんでだろう。さいごの沢木さんの手紙なんかは、あまりにお行儀よく「反省」していて、読んでてなんだかぞっとしてしまった。
真綿で首を絞められているように、やわらかく、押しつけがましい。