- Amazon.co.jp ・本 (42ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494019724
感想・レビュー・書評
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モノトーンのえんぴつ画で、目立たいように思えるが、すごく惹きつけるものがある。
知っておかなければならない、伝えられなければならない事実の庶民の視点からみた戦争の記憶。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日・中・韓 平和絵本 シリーズ
その8・火城 燃える町-1938
※この本の紹介は「父さんたちが生きた日々」をご覧下さい。
2024/01/30 更新 -
1938年、日中戦争で日本は中国湖南省の古都・長沙で起きた長沙大火を描いたもの。
日中戦争以来、中国の大都市を占領してきた日本軍。対する中国側の国民党軍と中国共産党は、長沙に集まった物資や施設を日本軍に奪われる前に都市全体を焼く焦土作戦を計画する。けれど、市民に避難命令が出る前に出火し、2〜3万の人々は命と都市の大部分を失う。
子供の目線で惨状が語られるので、事実がどういった事だったかは、後ろの解説を読まないとわからない。解説無しだと、日本軍が中国の古都を襲い、罪のない普通の人々がたくさん殺された歴史だと思い込みそう。
日本が、中国が、ではなく、人間はこんな事をやってもしまう危うい生き物だと知って欲しい。 -
こんなことがあったのだなぁ。
何で描いているかわからないけれど、迫力のある絵だった。