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- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784494020485
感想・レビュー・書評
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課題図書。
震災の中で成長する中学生の話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
首都圏で起こった大震災に巻き込まれた、引きこもりの少年。つらい運命が臨場感をもって描かれる。
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引きこもり人間が、ある事件をきっかけに、生きる勇気を与えた。
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東日本大震災から20数年後、首都圏を大地震が襲った。
中学二年の一弥はその時2階の自室にいたが、気がついたときには1階が潰されていた。
1階には母親がいたはずだ。
かすかに物音がする場所の瓦礫を取り除いていると、津波警報が鳴りだした。
必死で母親を助け出そうとする一弥を、見知らぬ男が危険だからと言って引っ張り出した。
自分は母親を見捨てて逃げてしまった。
あの男が連れ出さなければ、母親を置いて行きはしなかったのに。