がっこうかっぱのおひっこし

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 167
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494020591

作品紹介・あらすじ

友だちってどうやってつくるんだろう。みんなといるのに一人ぼっちなのは、一人でいて一人ぼっちなのよりうんとさびしい。小さな胸にそんな思いを抱えるけいくんに、がっこうかっぱは「気づかないうちになってるのが、友だちさ」といい、「きみががんばってるとき、さびしいのをがまんしているとき、わらっているとき、ないているとき、だれかがきみを見ているよ」と伝えます。うまく自分を出せない子たちの背中をそっと押す物語。

感想・レビュー・書評

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  • びっくりした⁉️

  • がっこうかっぱシリーズ。

    1年生になって、同じ保育園から来た子がいなくて不安な気持ち。

    「みんなといるのにひとりぼっちなのは、ひとりでいてひとりぼっちなのより、うんとさびしい。」

    という気持ち、とてもよくわかります。

    学校の池を直す間、家にかっぱを持ち帰ってこっそり世話をする様子がかわいい。

    低学年におすすめ。

  • この優しい絵のカッパ大好き。このカッパにはずっとこのままでいて欲しい。

  • かっぱ好きにはたまらん!軽いタッチの絵が可愛い!!癒されようと思ってよんでいたけど、ハッとさせられたところがあった。

    なんでママ、しっかりしてるっていうの?ママってさ、ママってさ、ほんとうにぼくのことみてる?

    これはお母さんの気持ちもわからんでもない。仕事ばかりで息子の気持ちも考えない無頓着な母親と思うかもしれないが、働くママとしてはそうであって欲しい気持ちから、しっかりしてるね!って言葉がでるんだよ。そうであってほしい。そうだよね?そうであれ。。。

    でも子どもサイドからしたらそう思うのかもしれないんだね。普段の何気ない声かけが子どもにとって思うところがあるのかもしれない。これを少し気に留めようと思った。きっかけをありがとう!

  • 息子6歳10ヵ月
    息子が喜びそうな本を図書館から借りてきて読み聞かせ…最近は息子が一人で読むようになってきて、母はサミシイ。

    〈親〉
    絵が好き ◯
    内容が好き ◯

    〈子〉
    何度も読む(お気に入り)
    ちょうど良いボリューム 
    その他

    少し息子には早かったようです。
    字が多いのをみて、読むのを拒否。
    ときどき拾い読みはしていたようです。
    また読ませたいと思います。

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著者プロフィール

山本悦子(やまもとえつこ)愛知県生まれ。『神隠しの教室』(童心社)で第55回野間児童文芸賞を受賞。主な作品に『先生、しゅくだいわすれました』『先生、感想文、書けません!』『がっこうかっぱのおひっこし』(共に童心社)『夜間中学へようこそ』(岩崎書店)『はっぴょう会への道』(PHP研究所)『神様のパッチワーク』(ポプラ社)など多数ある。日本児童文学者協会会員。

「2023年 『がっこうかっぱの生まれた日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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