- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784495532116
作品紹介・あらすじ
今こそ、農家は「自分で売る力」を取り戻す時。"農産物過剰時代"を生き抜く驚異の販売システム!
感想・レビュー・書評
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農業や商売を始めようと思ったわけではないが、なんか等身大で面白そうだぞ、と直感的に思って読んでみた。面白かった。
変わったことが書いてあるわけではない。メロンの作り方が克明にあるわけでもない。でも、商売をすること、会社を経営することの要諦が、素人の言葉で書いてあって、結構響いた。真似をしたらみんな成功するとは思わないけれど、逆にこういうところに気を使わない会社はまず立ち行かないんだろうな。
この時期になると、同じ店から干し芋を1万円近く買う。うどんと水餃子も同じ店から年に何回か購入する。夏になると同じ宿に1週間泊まる。年に何回か通うレストランが数軒ある。いずれもここ10年近く続いている。
その一方で、近くにあって便利なのに、一度行ったきり二度と行かない店もある。何年もリピートしていたのに、ああ、もうこれはダメだな、と行かなくなった店もある。みんなそれぞれ理由がある。店のほうはわかっているのかなぁ、と思う。
ぼくも客である一方、(広い意味での)売り手でもある。それなりの規模の会社で、逆にやれることは限られているけれど、こういう視点を忘れてはいかんな、と思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・「そこまでやる必要は・・・」という内なる声が聞こえたら、それは良い信号。
・看板の大きさと売り上げは比例する。
・(見込み客×成約率)×単価×頻度=売上
・経営者の一番大切な仕事は、情報発信。それも毎日。 -
年商1000,3000,5000,1億の壁、具体的でよかった
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北海道、富良野でメロンに特化して年商1億円を
売り上げる農家の経営手法を学びます。
当然最初は家族経営であり、借金だらけのスター
トでしたが、それをメロンという武器で、直販と
いう、いわゆるロードサイド販売で売り上げを増
やします。
そして通販でさらにスピードアップさせていきま
すが、ただ単にネット販売という時代の波に乗っ
たわけではありません。
ビジネスの基本である顧客目線、確固たるビジョ
ン、練り込まれた戦略など、通常の会社経営路同
じ信念の元、前へ進んだ結果なのです。
「農業は儲からない」と言っている時点で負けだ
と著者は言います。
どんなビジネスでも工夫次第で可能性に満ち溢れ
ていることを思い知らされる一冊です。 -
農業で通販で儲けるノウハウやネット(ブログなど)の集客のやり方を分かりやすく学べます
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まずは生産技術だと思うけれど、直販によって如何に美味しいものを作るのかに拘りを持ち、投資をするという好循環を生んでいる。メロンという嗜好品だからこそ出来る気もする。
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まずは社内で「理念」の共有からだ‼︎
読みやすい
分かりやすい
論理が明快
一人でも部下がいる人は読む価値あり
・会社の経営理念~事業毎の目的と目標
・キャッチコピー(来店&購入するメリット、お客に対して役立てること)
・売上=(見込み客*成約率)*単価*頻度
・小学生でもわかるように20秒で商品&サービスを説明 -
* 購入日20170122
* 明屋書店MEGA新下関店で購入した。 -
参考になるようなならないような?
たくさんの失敗を経験してこの規模を達成したのがうかがえる。最初は0から、というかマイナスからだった。