エフェクチュエーション (【碩学舎/碩学叢書】)

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  • Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502151910

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  • 企業家の行動原則は熟達によって獲得されるものだとする本。

    メモ
    ・手中の鳥の原則 目的主導でなく、手段主導の行為の原則。既存の手段で新しいものをつくるということ

    ・何かを創造する人々は3種類の不確実性に直面する
      ナイトの不確実性 確率分布も結果も未知。確率や予測結果計算不可能
      目的曖昧さ 選好が所与でなく順序づけもされていない
      等方性 環境のどの要素に注意を払うべきで、どれを無視するのか明確でない。

    ・コーゼーションの人々は結果からスタートする。
     エフェクチュエーションの人は手段からスタートし、手段を使って何ができるか問いかける。

    ・レモネードの原則 不悪実な状況を避けるのではなく、予期せぬ事態を梯子として活用することで不確実な状況を認め、適切に対応していく

    ・エフェクチュえーションのプロセス
      関与者の特定(自分は誰で何を知り誰を知るか)
      関与者の定義(戦略的パートナーシップや営業活動)
      セグメントとパートナーの追加
      いくつかから1つの可能な市場の定義

    ・許容可能な損失の原則
      いくらまでなら損してもよいかを決めることから始めて、
      限られた手段をはしごを創造的に活用し、新たな目標と手段を作り出す

  • ホントはGWの課題図書だったけど、なかなか読み進められなくて、やっと読了。しかも後半斜め読み。
    熟達した起業家を分析して、起業に必要な行動原則をまとめたもの。
    手中の鳥、許容可能な損失、クレイジーキルト、レモネード飛行機の中のパイロットそれぞれの原則。コーゼーションに基づくSTPプロセスではなく、エフェクチュエーションでのデザインを説く。
    決めつけてはいけない。偶然も活かす。
    とか言いながら、会社でやっていると、まず紙にかかないといけないからなぁ。

  • ・熟達した起業家の意志決定の原理を、「エフェクチュエーションeffectuation(実効論)=非予測的戦略」として提示 http://learn-well.com/blogsekine/2017/01/201611.html

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