「経理の仕組み」で実現する決算早期化の実務マニュアル

著者 :
  • 中央経済社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502457708

感想・レビュー・書評

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  • JSOXでいうところの、FSCPをもっと真剣にみていくための一冊。
    もっと経理業務の仕組み、マネジメントについてまずは教科書を漁る。
    そして、現役経理マン、会計士に質問しまくる。
    そのうち、経理部門へのコンサルティング業務をリードしてみたい。

  • 決算早期化のポイント、課題、対策を素早く把握できる。経理の仕組み化による改善を提案されており、どの企業でも必要な部分を取り入れていくことができるようになっていると思う。また文章構成が大変わかりやすく感じた。

  • 決算早期化のメリットから、具体的な手順がわかりやすく書かれている。
    同業者が読んでも目からウロコの内容。
    特に、決算と監査のタスキリレーという考え方になるほどと思った。

  • 4〜5

  • 会社決算の早期化ノウハウを紹介する実務書。200ページ位なのでこと細かな内容はないし、書いてあるノウハウも目新しくない。決算業務をブレイクダウンして、ボトルネックを見つけて、円滑に進むようにフローを改善していく、ただそれだけの当たり前といえば当たり前の内容。ただ、それを高い精度で実現できている会社は少ないし、今あるフローを改善して実現するのは更に難しい。結局のところ決算早期化に特効薬はなくて、地味に地道にやっていくしかない。その時の改善の視点をよくまとまった形で提言してくれている。本気で決算早期化に取り組みたい場合には、とても役にたってくれるはず。

  • 前著で経理(というかルーチン処理)の簡易化を非常に丁寧に記載してあった著者が再版という形で出版したので早速購入することに。

    とは言え、基本的なマインドセットは前版で出し尽くした感が強いです。
    IFRSに関しても少し記述があるものの、前著を読み尽くした方ならば、
    特にひらめきを得ることも多くはない

    しかしながら、『決算業務のマクドナルド化』とは、大変素晴らしいネーミングである。
    経理の管理者の方の中には、システマチック化はブラックボックス化を生むから毛嫌いしている方も多いようである。経理業務を職人芸と思っている方も実際多い。

    しかし、よく考えると、大手であっても5,6年で異動になる可能性が高いため、職人芸の伝承よりもシステム化の方がコスト・決算早期化・経営判断からしても有利であるのは間違いない。

    経理のスターの方の素晴らしい職人芸をぜひ後継者に伝承させるためにも本書を読んでいただきたい、と一歩上の経営目線から最後に添えて本読了レビューの結びとしたい。

  • 自分の業務に照らして考えてみると、大方の対策は成されているのではないかと思う。ひとつひとつの経理業務をシンプルにまとめ上げることが大切なのだろう。
    今後の改善点を考えると、確かにさらに監査用資料に工夫を加えて監査工数を減らす努力をすること、そして何より社内決裁にかかる時間の短縮だろう。

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