空港経営: 民営化と国際化 要訳+解説

  • 中央経済グループパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784502678103

感想・レビュー・書評

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  • 空港のビジネスモデルと規制、その課題について網羅的かつ概括的に記述されている。教科書になりえるものといえる。

    著者がアメリカ人であるため国際的な一般論として使えるだろう。しかしながら、会社経営空港以外、ビルと滑走路が分離されて運営される日本では一概に言えないことが多い。

    商業施設と着陸料を同時に語っても、ビルと国のそれぞれの問題。上下一体経営が始められ、規模のメリットを求め空港の統合が行われると、ようやくこの本で述べられるような「空港経営」問題が日本でも語られるだろう。

    10年後のベストセラーになることを切に願う。

  • 本書を読んでも空港は経営できない。
    空港の民営化のための基礎情報が掲載されている。
    乗客数のベスト10は、
    アトランタ
    シカゴオヘア
    ロンドン
    東京羽田
    ロサンゼルス
    ダラス
    パリ
    フランクフルト
    北京
    デンバー
    です。

    ところで、軍民共用空港に名古屋が入っていないのはなぜでしょう?
    経営の基本が防衛省のものとそうでないものは共用かどうかを表記していないのでしょうか。

  • LCCの誘致は地方の小規模空港では遊休施設の活用という点で歓迎される。LCCも混雑していない空港を利用することで迅速な折り返し時間の達成が可能になる。
    スキポールは空港を都市とした。
    空港がその地域に対して大きな経済効果をもっていることは疑いの余地がない。

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