敏感すぎる人の いつものしんどい疲れが すーっとラクになる本

著者 :
  • 永岡書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784522438718

作品紹介・あらすじ

いくら休んでも寝ても回復しない、しんどい「疲れ」に困っていませんか? 
敏感なHSP気質の人の慢性の疲れや痛みは、「疲労感」が原因であることがわかってきました。
それは脳の勘違いによる慢性炎症。
日常のストレスのしくみ、自律神経のバランス、炎症を遠ざける習慣を知って、
「いつも疲れてしんどい」をラクに変えていく本。
HSP臨床医 第一人者の長沼睦雄氏・最新刊。  

感想・レビュー・書評

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  • 認める。後悔しない、自責しない。休む。今ここの自分を肯定する。休む。手足の爪の付け根の脇井穴。湧泉。老宮。オノマトペリストに丸を付けることで感覚ひいては気分を把握する。

  • 体の疲労と脳の疲労感は似て非なるもの。

    過剰な負荷が長期に渡って続く→疲労感出現&身体の慢性炎症(サイレントキラー)が続く→脳に慢性炎症が広がる→脳の誤認識と誤作動により疲労感増加

  • 図書館で借りましたが、とても良かったです。
    専門用語が多く、じっくり読み直したいため購入も検討中。

    HSPの特徴として挙げられていた、「小説や映画などの登場人物に深く感情移入してしまう」っていうのめちゃくちゃわかる。親がドラマ好きで常に家でドラマが流れてるけど教場とか見ると高圧的すぎて苦しくなる。
    アニメは実在しない人物って考えられるから、ある程度心が軽くなる。

    p180の「親に面倒を見てもらう代わりに親の愚痴の聞き役になったり、必死にいい子を演じていなかったでしょうか?」というお話がそのまんま私で刺さりました。

    疲労と疲労感は別物というのが新たな発見ですね。

  • しんどさの原因はHSPだったのかと思い知る

    コロナ禍は自分の体調と向き合い 原因となるものを分析し整える時間にする

    余計なものには関わらず しなければならない最低限のことだけしよう

    まずは生活習慣の改善から。。
    ストレス解消はやっぱり読書かな

  • 【動機】著者の本を読んだことがあり、ネット上で推薦の声があったため

    長沼医師のHSPへの視線、しんどさを感じたときに脳内でなにが起こっているかといった専門的な解説、そして具体的にできる対策まで言及されている。ひとつの話題に対して軽く触れられているので、自分でもう一歩突っ込んで試したり調べたりすることで変化が起こせそう。

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著者プロフィール

山梨県甲府市生まれ。北海道立札幌肢体不自由児総合療育センター小児精神科医長。北海道大学医学部卒業後、脳外科研修を経て日本神経学会認定医の資格を取得し神経内科医として勤務。感覚運動障害に興味をもち研究しながら感覚統合療法セラピストの資格を取得。北海道大学大学院医学研究科生理系専攻博士課程にてシナプス生化学の基礎研究を終了後、障害児医療分野に転向。1993年以来、現職にあり、自閉症などの発達障害児者の診療を続けている。障害児者の高次脳機能障害と知覚特異性に興味をもっている。

「2006年 『自閉症者からの紹介状』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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