東北大学病院式 腎機能を自力で強くする食事と運動

著者 :
  • 永岡書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784522440728

作品紹介・あらすじ

腎臓を守るための医療常識は、昔と今とで大きく変わっています!

腎臓病の名医が腎機能を強くする最新のセルフケア法を実践アドバイス

腎臓は人生をより長く、健やかに生きていくために重要な器官ですが、「沈黙の臓器」と言われ、知らず知らずのうちに機能が低下してしまいます。
腎臓の濾過機能は、60代になると20代のときの約半分になるとされ、加齢とともに衰えてしまうもの……。また、腎臓病は高齢になるにつれ増加し、70代の3人に1人、80代の2人に1人が慢性腎臓病(CKD)に罹るとされ、新国民病と呼ばれています。

以前まで慢性腎臓病は、「運動を控えて、安静にしていなくてはならない……」、「厳しい食事制限を続けなくてはならない……」とされていましたが。しかし現在は、「安静は禁物で、むしろ運動したほうがいい」、「厳しい食事制限をするより、3食きちんと食べて体重や筋肉を落とさないほうが大事」というように変わってきました。
こうした慢性腎臓病の医療常識を180度変えた治療メソッドが「東北大学病院式・腎臓リハビリテーション」(腎臓リハビリ)。

本書では、腎臓病の第一人者である東北大学名誉教授・上月正博医師が、「腎臓リハビリ」にもとづいた「腎機能を強くするセルフケア法」を徹底解説。
今日から実践できる「食事術」&「運動メニュー」など、具体的なアドバイスが満載です!

感想・レビュー・書評

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  • 腎臓の病気は決して人事でなく、苦しんでいる方々身近に多くいても治療法は限られ諦められやすかったです。しかし、運動と食事の両方から分かりやすく具体的な方法を掲載して頂き、非常に心強く実践によって改善する希望を持てるようになり感謝しています。

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著者プロフィール

上月 正博(こうづき まさひろ):監修東北大学名誉教授。公立大学法人山形県立保健医療大学理事長・学長。1981年、東北大学医学部卒業。2000年東北大学大学院内部障害学分野教授、2002年東北大学病院リハビリテーション部長(併任)、2008年同障害科学専攻長(併任)、2010年同先進統合腎臓科学教授(併任)を経て、2022年、東北大学名誉教授、山形県立保健医療大学理事長・学長に就任。日本腎臓リハビリテーション学会理事長、国際腎臓リハビリテーション学会理事長、日本リハビリテーション医学会副理事長、日本心臓リハビリテーション学会理事、日本腎臓学会評議員などを歴任。医学博士。総合内科専門医、腎臓専門医、高血圧専門医、リハビリテーション科専門医。『腎臓リハビリテーションガイドライン』(南江堂)など医師向けの著書・監修書も多数。

「2023年 『上月式 名医が教える腎機能のための食品成分BOOK』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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