シェイクスピアのソネット集

著者 :
  • 南雲堂
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本棚登録 : 12
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784523293057

作品紹介・あらすじ

400年後のいまも、燦然と輝く世界最高とうたわれるシェイクスピアの恋愛詩。

感想・レビュー・書評

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  • 解説で、「日本語訳を読むだけで詩の内容が理解できることを目指した」 というだけに、読み易い訳です。ただ、残念ながら詩的な感興はあまり涌いてきません。やはり英語のソネットを日本語にするのは難しいと思います。日本語訳のなかでは、中西訳(シェイクスピア・ソネット集、東京、英宝社、1976)がいいです。小田島訳(シェイクスピアのソネット、文藝春秋、1994)は、山本容子さんのイラストが何とも趣があります。 最近のお気に入りは、たとえば第138番、

    しかし、なぜ女は自分の老いを認めないのか。

    また、なぜ私は自分の老いを認めないのか。

    おお、愛のとっておきの装いは誠実を装うことだ

    恋する老人は年齢を暴露されるのを好まない。

     だから、私は女と女は私と寝て嘘をつき

     互いに欠点を嘘で塗り固めて満足している。

    なんてね(^_-)-☆
    時々取り出して眺めるのは、Shakespeare Complete Works Oxford 1980 です。

  • この人の訳は読みやすい!現代語っぽくくずしすぎな部分もあるかもしれないけど、理解しやすいし、全体的に優しい感じ。ストレートで好きです。
    もうちょっと難解な訳と、併せて読むのに最適だと思います☆

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