トコトンやさしい5Sの本 (B&Tブックス 今日からモノ知りシリーズ)
- 日刊工業新聞社 (2006年3月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784526056284
作品紹介・あらすじ
日本中の工場で、商店で、建設現場で耳にし、目にする5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)。それは日本の文化です。ついに登場!5Sのすべてを理解する決定版。
感想・レビュー・書評
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会社での全体掃除の担当になり、5Sの強化にも取り組み始めているので、改めて5Sについて学ぼうと思い本書を手に取った。5Sにおける具体的な活動として、整理では要らないものを見える化する「赤札作戦」や、整頓では誰もが目で見て分かるように表示する「看板作戦」が書かれていた。楽しく取り組めるように「作戦」としているところにユーモアも感じた。他社の取組み事例として、そんな手があったかと感じたのは、「ながら清掃」という台車の下にモップを取り付けて、運搬しながら清掃できるアイテムは面白いと感じた。当社は床に粘着テープが着いているので、工場との往来へ導入は難しいが、アイデアとしては覚えておきたい。他社の事例を見るだけでも、目から鱗なアイデアがあったりするので、定期的に改善事例を確認する習慣をつけたい。
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読みやすい5Sの入門本です。半日あれば一通り目を通せます。
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読みやすいし、アレンジして実際に使えそうなチェックリストなども記載されていて、非常に役に立ちます。5Sがうまく進まない人にとって参考になると思います。
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5Sの導入から意識への落とし込みまで丁寧に書いてある5Sの教科書。
当然ながら、工場ベースで5Sの実施・注意点・応用がメイン。
整理・整頓・清掃・掃除・躾は日々実践してこそ効果が上がり、5Sの意識を植え付ける事で会社組織が変わる。
人間の習慣を改革する事で会社組織を改革する最も身近な手段。
家庭に1冊。 -
5Sとは「整理・整頓・清掃・清潔・躾」。
長年工場を経営されてきた方は当たり前かもしれませんが、
工場にとっては「5Sの徹底」が全てと言っても過言ではないでしょうね。
新人研修その他、きっちりと理論で学ぶことも重要ですね。
工場に1冊。良い本です。