発達障害のある子どもができることを伸ばす! 学童編

制作 : アスペ・エルデの会 
  • 日東書院本社
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本棚登録 : 95
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (103ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784528016965

感想・レビュー・書評

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  • 実際の状況に即して書かれていて参考にしやすい。他の杉山氏の著作から多々学んだ者としては解説の立ち位置にも納得する。

  • 図書館で借り。

    ブログ「うちの子流~発達障害と生きる」
    http://nanaio.hatenablog.com

    で紹介されていたので読み。

    コンパクトで読みやすい。リラックス方法は本人だけでなく、保護者でも使えると思う。
    当たり前だが保護者に向けた内容が多く、発達障害の特性を持った子供を楽しく育てる当事者・責任者は親・母親なのだなと思ったりしている。うまく仕事を周りの信頼できる人に割り振って、自分はのんびりゆったりの心持でいるといろいろうまくいくかもしれない。


    ・『誰にでも苦手なことはある。苦手なことは人に助けてもらったり教えてもらったりする」という前提があれば、「どうすればできるか」に注目することができるし、少しの助言や説明を加えながらうまくやり方を教えることは、当たり前のことだとわかります。(p13)

    ・保護者が頑張りすぎるあまり、強引なトレーニングを子どもに強いることがありますが、それは得策ではありません。(中略)本人が「できることになることが楽しい」と思い続けられるようにサポートしていきましょう。(p35)


    ・親が良い状態でなければ子どもとの良い関係は作れない(p39)

    ・「できていること」はギリギリセーフでよい できている行動は、他人より優れていることではありません。(中略)ギリギリセーフでなんとかできていることであれば、それは十分に適応的な行動です。”ふつう”と比べてどうかではなく、少しでも「取り組もうとしている努力」があれば、それを確認し、認めていきましょう。(p41)

    ・リラックスのし方 体の力を緩める(腕に力→肩に力→顔に力&数を5数えて→全部の力を緩める) 腹式呼吸を10回(p62)


    ・集団の中での指示やルールを守れるように 暗黙のルールは明示する 何度も確認する ルールを破った時怒るのではなく、守れていることを褒める(p96)

  • 「幼児編」と「学童編」の2編あるが、内容はかなり重複している。これなら1冊にまとめても良かったのでは? 子供の成長に合わせて読み進むのでは無く、今のお子様の年齢に応じてどちらか一冊を買えば良さそう。内容は充実しているが、初心者でも読める。

  • 発達障害という言葉がクローズアップされるようになってきて、発達障害と診断されるお子さんが増えてきました。
    ここまで増えてくると、苦手なことも「個性」ととらえて、自立できる大人に育てていくのが親の役目なのではないかと思います。
    この本では、発達障害児の特性ととらえて、大人になるまでにはどのようなスキルが必要か、どのようなことを目標にしていったらいいのかが、イラストを交えながら解説されています。
    「発達障害と言われたけど、これからどうしたらいいの?」と方向性を見失っているご両親には、読んでいただきたい1冊です。

  • この10年で「発達障害」の子供たちが増えているという。本当の数値はわからないが、これまで「個性」で生きてきた人が「障害」という病名をつけられて生きにくくなっていないか?
    子どもを「障害」ではなく「個性」として認めて、長所を伸ばすためには?具体的なヒントをたくさん発見できる本。

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