前世を記憶する子どもたち 2: ヨーロッパの事例から

著者 : イアン・スティーヴンソン 笠原敏雄

• 日本教文社 (2005年11月25日発売)

作品紹介・あらすじ

ロングセラー『前世を記憶する子供た
ち』でアジアの生まれ変わり事例を紹
介した著者が、ヨーロッパ11か国40名
の前世記憶を詳細に報告。動乱の西欧
史を反映した劇的な事例の数々。

感想・レビュー・書評

[gbh10103さんの感想 · 2013年3月17日]

人の生まれ変わり、前世での記憶をもつ子供の実例紹介集といった内容であった。ヨーロッパにおけるスピリチュアルな事例であり、第２次世界大戦以降から１９８０年代に掛けて、資料収集したものである。この本を読むきっかけは、何かの本で紹介されていたからであるが、読んでみたいと思ったきっかけが思い出せない。前世の記憶や誰かの生まれ変わりという現象は、結果として存在してもおかしくないと思う反面、現代科学からはかけ離れた現象であり、理屈では説明できないことだらけなので、半分読んだところで飽きてしまい、読了した。

[ヒプノセラピー研究所さんの感想 · 2012年12月27日]

ヨーロッパの症例を中心にあつめた研究。前世を記憶する子どもの存在を冷静に分析すれば、人間が生まれ変わっているということを信ぜざるをえない。
前世からの因果応報、自業自得といった言葉がほんとうに作用していることを考えると、生き方を見直さなければならない人も多いだろう。この世だけずるがしこく生き抜けばＯＫという問題ではなくなってくるからである。まいた種は自分が必ず刈り取るのだ。

[奥宮離宮さんの感想 · 2006年2月27日]

分類＝スピリチュアリティ(霊)・輪廻転生・スティーブンソン。０５年１１月。

著者プロフィール

カナダ生まれ、アメリカ合衆国の精神病医である。1957年からヴァージニア大学精神科に在籍し、「前世の記憶を持つ子どもたち」の存在を知って、研究を始める。インドなど現地で調査した結果から研究・分析を行い、まとめた『前世を記憶する子どもたち』は世界中で反響を巻き起こした。最終的に世界中から2300例ほどの症例を集めた。

「2021年 『前世を記憶する子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」