人間関係にあらわれる未知なるもの―身体・夢・地球をつなぐ心理療法

  • 日本教文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784531081622

作品紹介・あらすじ

あなたの言葉、姿勢、夢、周囲の出来事、世界、すべては互いに結びついており、その背後には不可視の"ドリームボディ"が存在する。人間関係の葛藤をときほぐすとともに、人生の深層の意味をつかみとる、プロセス指向心理学の基本図書。

感想・レビュー・書評

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  • プロセスワークの対象を個人からカップルや家族といった関係性に広げ始めた頃(初版は1987年)のミンデルのセミナーのベースとした本。一部、数名の関係性といったところから、より広い社会、世界へと広がって行く展望も示されている。

    セミナーをベースにしているので、分かりやすいかな、と思ったんだけど、この頃のミンデルはまだ心理学の範疇にかろうじてとどまっている感じで、心理学の素人としては、かえって分かりにくい感じもする。

    関係性に関する本としては、多分、もっとも基本的な図書なんだろうなー、と思いつつ、今ひとつ、すっきりしなかった。

    ここでの議論は、言うまでもなく家族などでの関係性だけでなく、広くさまざまな人間の関係性、組織などに応用しうると思われるので、また、後で読み直す必要がありそう。

  • セラピストやカウンセラーへの専門書であり、
    本気で人間関係を何とかしたい方へ

    本当に多くの心-人-の関係性に関しての視点やアプローチが書かれている。

    そして、
    その関係性を地球心理学という地球大我まで語られている。

    何度も読み返すことが必要で
    その度に気づきや学びをくれる本。

    はっきり言って難しい。
    とは、理解の程度が読み手にかかってくると言うこと。

    つまり、読み手の状況と何を求めているかによって
    得るものが大きく変わるだろう。

  • 今読んでいるところです。止まっています。

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著者プロフィール

プロセスワーク、ワールドワークの創始者。マサチューセッツ工科大学大学院修士課程終了(論理物理学)、ユニオン大学院Ph.D.(臨床心理学)。ユング心理学、老荘思想、量子力学、コミュニケーション理論、市民社会運動などの知恵をもとに個人と集団の葛藤・対立を扱うプロセスワークを開発。世界中の社会・政治リーダーやファシリテーターの自己変容を支援している。著作に『対立を歓迎するリーダーシップ』(日本能率協会マネジメントセンター)、『ワールドワーク』(誠信書房)、『プロセス指向のドリームワーク』(春秋社)など多数。

「2022年 『対立の炎にとどまる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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