- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532110796
作品紹介・あらすじ
揺れ動くEUの現状を歴史的背景とともにわかりやすく解説。欧州憲法条約案を巡る各国の動きをフォローし、「深化・拡大」を目指すEUの将来を占います。2004年5月に実現した25カ国体制は、多くの中東欧諸国を迎え、長年の「戦後体制」を塗り替えました。その政治的、経済的意義等をていねいに解説します。2002年1月に現金流通を開始したユーロは、まさに米ドルと並ぶ基軸通貨となりました。ユーロの評価を検証、金融政策を担うECBの役割にも触れます。会社法や税制など、EUの制度についても詳述。実務家にも役立つ一冊です。
感想・レビュー・書評
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新書文庫
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網羅生がある。
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EUの現状がまとまっていて良かった。私のEUの知識はほとんどこれに頼っている。。。読んだのはもう数年前の第14版。先ほど見たら15版が出ている。これも読みたい。
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EUの経済のことや移民問題、宗教的問題と絡めて詳しく書かれており、とても勉強になる。
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概要の知識を得るのに便利。
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ゼミの課題の本だったりします。
内容の知識量としては、文句がないのですが、平易な解説に終始しているのでちょっと不満。
もちろん、非常に興味深く読めるところもありましたけど。
知らないこともかなりありました。
個人的に思ったのが、日EU間はかなりゆがんだ関係だなぁとおもいました。
民間レベルではとてもいいパートナーシップを築いていると思います。特に文化や科学技術の面では。
だけど、政府レベルではあまりいいパートナーシップを築いているとは言い難いのではないでしょうか。
協定は結んでいても、それ基づいた行動を日本がとっているとは思えません。もっと親密な関係を築くべきであると思います。EUの側からはかなりのアプローチがあると思うのですがね・・・。