コーチング入門

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532110918

作品紹介・あらすじ

コーチングとは、人間の可能性を信じ、それぞれの個性を尊重しながら信頼関係を築き、部下を自律型人材へと育てていくためのコミュニケーション・スキルです。一人ひとりの内側にある「能力、やる気、自発性」を引き出すことが基本です。どのようにコーチングをしたらよいか、「傾聴」「質問」「承認」の三つの重要スキルを実践的に解説しました。書き込み可能なワークシートも掲載するなど、すぐに使える内容になっています。シナリオ型式で具体的に上司による問いかけと部下の反応を紹介しながら、改善点を詳述しています。

感想・レビュー・書評

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  • よみやすい。
    入門書として合格点。
    コーチング研修の復習にベスト。
    自分のできていること、できていないことが端的に確認できる。
    基礎的なスキルもわかりやすく説明されているため、
    「明日会社でこの辺を意識的にやってみよう」という意欲に
    つながる。
    まずは「傾聴」をおさらいして、明日からがんばるw

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「という意欲につながる。」
      とっても前向きになれる本なんですね、、、読んでみようかな。
      「という意欲につながる。」
      とっても前向きになれる本なんですね、、、読んでみようかな。
      2014/04/22
  • タイトル通り、コーチングについての入門書です。難解なところもなく、さらっと読める感じです。字面で理解するよりも、実践することが次元が違うくらい難しいのですけれども。

    同じ著者の『セルフ・コーチング』や『グループ・コーチング』を読むかどうかは微妙。悪くないとは思いますが。

  • 自分のやり方を押しつけないで、相手の話しをよく聴く、傾聴し、存在を尊重する。
    自分が相手に接するコミュニケーションのとり方で関係性を変化させる。
    とらえ方を変える、リフレーミング。
    コーチングは人の可能性を信じ、一人ひとりの個性を尊重し、自律型にするコミュニケーションスキル。
    コンピテンシー、職務遂行能力。
    信じる、認める、任す。
    中国の古典、大学より、切磋琢磨。

  • 今の学校教育の様々な動きを見ていると、コーチングの重要性は増していきそうだ。
    双方向型のオンライン学習では個別の学びに寄り添い、進捗度を確認し、ゴールに向けて何ができるかを共に考えアドバイスする力が求められると思う。

    グループの学びを促すファシリテーションと個別の学びを促すコーチング。
    両者の違いを認識しながらどちらもしっかり学んでいきたい。

    傾聴のかきくけこなど、子どもたちにもインストラクションしやすそうな例もあってよかった。

  • 教育は外から内への働きかけ。学習は内から外への働きかけ。コーチングはこの学習のベクトルを側面からサポートする

  • コーチングの入門書。

    実践例を元にしてるのでわかりやすかった。

  • ・コーチングの基本的な内容がわかりやすく解説。
    ・目標管理制度で悩むところ→上から降りてくる部門の目標(MUST)と、個人の目標(CAN)のGAPをどう埋めるか・・・一方的な命令では個人のモチベーションが上がらない。ここをコーチングによって、自発的に目標ラインを上げていく。

  • "タイトルのとおり、 「コーチング」 の基礎をわかりやすく、体系的に書いている本です。

    ティーチング : 教える人が何かを知っていて、そのことを相手に教える
    コーチング : コーチされる側が考えて、自分で答えを出せるように、コーチする側がリードしていく

    後輩の育成をがんばりたい人にはもちろん、
    育成を受ける側として、先輩の視点から自分を見てみたい人にもオススメです。

    (私は後者の理由で、新入社員のときにこれを読みました。)

  • 紹介されている内容の大部分は直感的にわかることだが、改めて定義し、体系的に学ぶことで、(1)各項目を明確な目的意識の下で実践することができる、(2)基本ツールの漏れがなくなる。

    以下、(2)に関するリスト:
    ・目標管理を「人の問題」と認識し、過程を見る
    ・相談が解決しなくても、理解されたと感じることで足りる(=それが真の相談の)場合がある
    ・事の質問に客観化することで、詰問を回避
    ・open questionに、選択肢を3つ挙げてもらう
    ・主観的評価を点数で聞き、客観化の導入に

  • わかっているようでわかっていなかったコーチング。基本的なことが押さえられた。

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著者プロフィール

1959年8月東京生まれ。成人教育学博士。NPO学習学協会代表理事、京都造形芸術大学教授(一般教養カリキュラム開発担当)、NPOハロードリーム実行委員会理事、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会理事、一般財団法人しつもん財団理事。東京大学文学部社会学科卒業、ミネソタ大学大学院修了(成人教育学 Ph.D.)。ミネソタ州政府貿易局、松下政経塾研究主担当、NHK教育テレビ「実践ビジネス英会話」「三か月トピック英会話:SNSで磨く英語アウトプット表現術」の講師などを歴任。「教育学」を超える「学習学」を提唱し、大人数の参加型研修講師、TVニュース番組のアンカーとして定評がある。著書54冊を数え、年5~6冊のペースで執筆活動を行う。

「2014年 『すぐに使える It’s英会話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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