- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532118198
作品紹介・あらすじ
ビジネスに欠かせない基礎知識である会社法の考え方をもっともコンパクトに解説した、定評あるロングセラー。会社の役割、取締役・監査制度・株主総会の機能から資金調達の手段、会社の組織変動まで、会社法の基本事項を網羅。M&A、コーポレート・ガバナンスに関する最新の動きもフォローし、ブルドックソース事件など重要な判例も踏まえて改訂。詳細な索引もつけた。
感想・レビュー・書評
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かなり面白かった。会社法のダイナミズムがよく伝わってきた。
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分かりやすい文体の会社法の入門書。
現行の法律だけでなく、過去の商法・会社法制度やその問題点、改正の経緯なども書かれているので、流れが理解できる。
法制度が固定的なものでなく、また現在の制度に問題がないわけでもなく、時代や技術的な変化によって変わっていくべきだというメッセージや、経営学・経済学・会計学との整合性についても多く書かれている。 -
その名のとおり会社法のベーシックな部分から説明を加えてくれています。
制度趣旨に立ち返ったうえで記述されており、また、各概念についてのフローチャート図などもあり便利です。
会社とは何なんでしょうか?
この本を読むと会社とは、
・ヒト(経営者、従業員(※従業員は会社法の範疇外)
・モノ(機械、道具、資材)
・カネ(読んで字のごとく金)
が一つの「場」に集められて、それらの資産をもとに効率よく利益をあげて、利害関係者に富を分配するため仕組みだってことがすんなり理解できると思います。
また、会社法はそのような効率よく利益をあげて利害関係者に富を分配することが上手に行われること(すなわち失敗しないこと)を制度面でなんとか支えようとしているものだということも理解できるんじゃないかと考えてしまいますね。 -
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