ビジュアル品質管理の基本 第3版

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 29
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532119058

作品紹介・あらすじ

製造業、サービス業など業態を問わず、品質管理はビジネスに不可欠な知識です。統計学などの知識がなくても読みこなせるよう、専門用語を使わずに解説しています。品質とは何かといった基礎な知識から、QC七つ道具など品質管理特有の手法、主要な統計的方法までを1冊で網羅しています。文科系の管理職、新入社員など、品質管理をはじめて学ぼうという方に最適の内容です。

感想・レビュー・書評

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  • 品質管理はそれだけを扱ってはいけないと思います。使い方だったり、製造全体のなかでどうして品質管理が必要になるのかが理解できないと数字の遊びになってしまうのでは。

  • 日経ビジュアル文庫だし、さくさく読めました。
    見開き2ページの一つ一つのトピックが、本来なら専門書の1章ぐらいは必要な内容なので、「本当の初学者はこれを読んでもわからないだろう」とは思ったものの、それはある意味仕方がない。
    なので、内容そのものには文句もないけど、それぞれの章について「より詳しく知りたい人のために」という参考文献の紹介を付けておいてもらえればありがたいなと思いました。

  •  品質管理の基本がわかりやすく解説されている本。日経文庫のビジュアルシリーズは非常にわかりやすいので、それぞれの分野の初学者には是非おすすめしたい。この「品質管理の基本」では、品質管理の基本(PDCAなど)から、ISO9000シリーズ、問題解決の進め方、QC7つ道具、新QC7つ道具、統計手法が解説されている。この1冊で、品質管理を実践できるかというと難しいとは思うが基本を知る上では十分だと思う。
     この本で取り上げられている品質管理は、工場で製品を生産する場合の品質管理である。しかし僕自身、工場での手法はソフトウェアの品質管理にも応用できるのではないだろうかという考えがあったので、この本で上げられているような品質管理の手法を学んでみようと思い、この本を手に取った。このような入門の書籍を一冊読み終えたからといってすぐに結論が出るわけではないが、ソフトウェアの場合でも同様の手法がかなり適用できるのでは無いかなと言う印象を持った。特に、問題解決のステップとして「問題の把握」→「原因の追及」→「解決策の立案」という3段階をとるという考え方などは、品質管理の枠を超えて、問題解決が必要となる世界には一般的に適用できる考え方である。
     また、この本を読むまで全く知らなかった事に新QC7つ道具がある。これは「連関図」「系統図」「マトリックス図」「PDPC」「アローダイアグラム」「親和図」「マトリックスデータ解析」の7つだが、QC7つ道具が定量的な問題を取り扱うのに対して、こちらは定性的な問題を取り扱うということ。これらのツールの使いこなしまでは、この本では網羅できていないので、またこれらの道具について深く記された情報を見つけて取り組んでみようと思う。

  • 商品品質不具合 ISO内部監査の際 参考にした書籍

  • 品質管理について一通りどんな仕事があるのか知ることができる。

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著者プロフィール

内田 治
前東京情報大学准教授 工学修士

「2023年 『実習R言語による多変量解析』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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