東山魁夷と旅するドイツ・オーストリア

著者 : 松本猛

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2012年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

今なお残るあの作品の舞台を訪ねて-。魁夷流"美しい風景の見つけ方"とは?長野県信濃美術館前館長である著者が54作品のルーツを辿る。

感想・レビュー・書評

[akimihoさんの感想 · 2014年4月27日]

私は長いこと松本猛さんのことを誤解していました。
美術館の館長だとかでメディアによく登場されていて、
「あれはお母様のネームバリューでの役得なのだ」と。
しかし、たくさんの著書を出されていて、この本の前に
いくつか眼にしてみたら、すごく滋味のある文章だった。
そしてこの本もいい！魁夷の絵の風景を追いかける旅紀行。私は今、風景画を描いていて、絵と風景の写真を並べて
みせてくれるのはとても参考になった。

[shizuhonさんの感想 · 2013年3月16日]

この本を持ってドイツを旅したい。

著者プロフィール

美術・絵本評論家、作家、横浜美術大学客員教授、ちひろ美術（東京・安曇野）館常任顧問、著書多数。

「2022年 『ちひろ美術館の窓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」