ウォール街のランダム・ウォーカー: 株式投資の不滅の真理

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (467ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532147891

作品紹介・あらすじ

本書は証券投資について書かれたものである。世界の主要な市場で提供されている様々な種類の金融資産の投資価値をどのように評価し、リスクを低下させるためにそれらの資産をどのように組み合わせればよいかについて書かれている。また、株式投資のリスクを低下させるためには、単に一つの国の中でいろいろな産業に分散投資するだけでなく、広く国際的に分散投資する必要があることを説いている。さらには、債券やマネーマーケット商品、不動産などに分散投資することの重要性も強調している。新しいミレニアムを控えて、増え続ける金融商品や運用技術についても平易な言葉で紹介した。

感想・レビュー・書評

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  • 株の話などは、世界情勢がめまぐるしく変わる今、古から良いと言われている本などは無いのかと思っていたら、前日何かの記事で見かけ興味が出る。現代でも通じる株の話。

    難しいところは駆け足で読むが、読んで良かったな。私が思っている
    ・インデックスに分散投資
    ・ドルコスト方
    をやっていればよろしいと。誰にも予想は出来ないと。
    フムフム、勇気が湧くと共に、ほぼほったらかしなので、少しは考える時間を持とうと思う。

    【学】
    ランダム・ウォークとは過去の動きからは将来の動きや方向性を予測するのは不可能であると言うこと

    テクニカル分析手法を用いて有効な投資戦略を生み出すことは出来ない。これがランダム・ウォーク理論の基本的結論

    40代始めのポートフォリオ
    現金 5%
    債券 30%
    株式 55%
    不動産 10%

  • ランダムウォーカーの本を読んだ事がなく、ブックオフで見かけたので購入。
    1999年発売の本なので現在から見れば古いと思われる考え方もあるが、インデックスファンドの強さなど不変の情報もある。
    投資信託はあまり手を出さないのでだが、本書のデータによる分析は参考になった。
    機会があれば最新の本も読んでみたい。

  • 始めに読了後、ドルコスト平均法インデックス最強、負けなしと感じたが・・・
    最近は疑問感じ始めている。
    確かに手数料は安いが、大勝ちはできない!大勝、小負けを狙った方がいいか?

  • 膨大な投資の歴史・理論を学んだ最後に勝間和代著『お金は銀行に預けるな』と同じ結論、そしてさらにアクティブな戦略を得ることが出来る名著

  • 株式投資の様々な手法が丁寧に解説されている名著。これから株取引を始めるなら読んでおきたい。

  • 投資初心者で読破するのに時間はかかったが根本はわかった気がするが、もう一度詳細に読む価値がある本。

  • 「インデックス投信が最良の投資選択」という著書の一貫した主張が有名だが、その事実を支えるさまざまな論拠を多面的に挙げているのが凄い。
    過去のさまざまな投資ブームとその末路、アクティブファンド・テクニカル手法の弱点、配当成長モデルをベースにした株価決定の原理など広く投資の勉強となる本。

  • 二週間かかった。

    株式投資の二大流派、砂上の楼閣理論とファンダメンタルズ理論についての考察、過去の熱狂的バブル、株式市場の歩き方について。ほとんど学術的内容なので、手っ取り早くなら一章と四部だけ読めばいいよ。

    とりあえず、’ノー・ロード’ ’インデックス投資’ ’ドルコスト平均法’ ’分散投資’のキーワードで株式投資の世界に足を踏み込んでみようかな、と思っている。

  • 久しぶりに投資に関する本を読んでいる。投資に関する本を読むといつも気づくのが、決意をすればすぐそこにラットレースを抜け出す道路があることだ。ただ今僕が読んでいるような投資の世界的名著の知識を得ると、その道路のほとんどが道路に見せかけた落とし穴だということにも同時に気づく。

  • ブックオフで安く購入。古い版ではあったが、効率的市場仮説の説明に終始しているのみでなく投資指南書としても有用で、楽しく読めた。

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著者プロフィール

プリンストン大学名誉教授
1932年生まれ。プリンストン大学経済学博士(PhD)。同大学経済学部長(1974-75、77-81)、大統領経済諮問委員会委員(75-77)、エール大学ビジネススクール学部長(81-88)、アメリカン証券取引所理事などを歴任。世界的な投信会社バンガードの社外取締役としても活躍。

「2023年 『ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第13版>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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