トヨタ式最強の経営: なぜトヨタは変わり続けるのか
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2001年6月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532149239
作品紹介・あらすじ
驚異の「企業革新方式」を解明!「常識はずれの改善活動」を全社で自主的にやる風土・習慣はどうしてできるのか。
感想・レビュー・書評
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4532149231 255p 2001・6・25 1版1刷
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トヨタの強みに関して書かれた本。
多少古いが本質は変わっていないと思う。
柴田さんの本なので、これまたオフサイトミーティングについて書かれているが、柴田さんの本を3冊ほど読んでようやく頭の中で今まで読んだ本と結びついてきた。オフサイトミーティングは日本企業の良い点であった暗黙知をうまく還流させる方法ではないだろうか?
新入社員の頃配布されて読んだ野中郁次郎さんの知的創造企業を読んで初めて知った暗黙知。近年の日本はこの暗黙知を形式知にする方向にばかり進んで暗黙知自体を継承することを忘れてしまったのだろう。
暗黙知を形式知にすることはもちろん大切な取り組みだと思うが、それだけではダメで、やはり暗黙知が必要ということなのだと強く感じる今日この頃。 -
【MM111 mylibrary マイライブラリ・アウォード!2005 2006/2/1】
【第7位】『トヨタ式最強の経営』(柴田昌治・金田秀治著、日本経済新聞社、2001年)
http://tinyurl.com/8pdu7
(コメント)トヨタ関連の本は数あれど、評価の高い一冊。カンバン方式などが生まれた背景だけでなく、そのバックボーンとなるネットワーク構築力の重要性を解説します。著者の1人は日頃お世話になっているスコラコンサルトの代表。
トヨタ式のカイゼン手法を勉強したい場合はこの一冊。図解されていて分かりやすい。
関連:『自己カイゼン仕事術』(柴田昌治著、PHP研究所、2005年)
http://tinyurl.com/bc4cc
スコラコンサルト http://www.scholar.co.jp/
『なぜ会社は変われないのか』 http://tinyurl.com/85zm6 -
トヨタのカンバン・just in timeが生まれた経緯がよくわかる本。
トヨタ関連の本としては、最初に読んで正解でした -
気楽に真面目な話をするために皆の気持ちを向けるには?
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大学二年の時に読み始めたもののすぐに挫折。大学卒業前に読み直したら、読破できました。トヨタが成長し続けている理由、その課程を知ることができた前半。実際に社会人になってから時代の変化に適応して革新していく手法が学べた後半。難しかったけど得られたものは多かった!
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友人の書棚にこの本を発見し、すぐさま貸してもらいました。ちょうど自前の
ノートPCが使えない時期ということもあり、空いた時間に読み始めたら面白く
てすぐに読了。読後感としては「いやぁ〜 トヨタってすごい!」ってのが正直
なところ。欧米の経営手法に対してあくまでも「日本的」風土の経営改革を進めて
きた結果としての「終身雇用」という辺り、非常に感銘を受けました。
変革を恐れない姿勢、対話重視のネットワークづくりなど経営者の視点のみならず、
管理職にいる人全てに訴えかけるその「トヨタ式」手法の真髄、日本最初の純利益
1兆円突破の根本には社員一人一人の力を最大限に引き出すことにあるとみました。
曰く
「日本的企業が変化を起こしえない理由というのは、指示・命令で創造的変化をなしとげようという基本的矛盾を抱えているためだ。指示・命令ですべてを運ぼうというのは、その根源に経営が持っている価値観、特に人間観、つまり、人間というもののとらえ方の問題があるように思える。」(20ページより抜粋)
日本企業もまだまだいけます。