日本カフェ興亡記

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
3.50
  • (2)
  • (11)
  • (14)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 100
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532166977

作品紹介・あらすじ

ドトール、スターバックスなど、セルフカフェの台頭で大きな変貌を遂げたニッポンのカフェ・喫茶業界を徹底解剖。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 五年以上前の本だがちょっと前までの話でも現状理解には相当に役に立つ。時間消費もいろいろだし、女性的なものも一通りでないし。

  • ◆日本の喫茶店・カフェについて手広くまとめられている。著者は、喫茶店(ここではカフェと同義)の姿を、水平的、垂直的に描き出すことを試みている。喫茶店の誕生から繁栄を歴史的に概観するだけではなく、店の経営戦略の違いや、時代の変化による喫茶店の変質といった視点からも喫茶店の姿が描き出される。とくに後者については、喫茶店が他の飲食店とは異なる役割をもっていることを改めて気づかせる。喫茶店は、人びとの暮らしとともにその役割(機能)自体を変化させている。

    ◆ただ、どうも読み終わってからも全体像がつかめなかった。なじみのあるドトールとスタバの比較や、「セルフカフェ vs 喫茶店」「テーマ型 vs 総合型」などという大まかな分類から入ってゆくのは面白いのだけれど、全体をとおしてみると、それらの関係がよくわからない。年表や図でもあれば助かるのだけれど、それは望みすぎかも知れない。

    ◆ともあれ、喫茶店について手広く書かれている一冊なので、喫茶店・カフェという空間について関心を持った方には、迷わずお勧めしたい一冊です。

  • もう少々歴史とか流れとか踏まえてくれると嬉しかった

  • 逗子図書館にアリ

  • 1つの喫茶店だけみているとわからないが
    カフェ・喫茶店という流れで俯瞰してみるといろいろ
    栄枯盛衰のナゾが見えて来る。

    スタバの社長の本、読んでみなきゃ☆

  • 論文の参考にしたし、興味深い事実もあったが、本として面白いかどうかはよくわからん。企業の人の言うがままに書いてある感じが好きじゃないのかも。

  • カフェはおろか日本におけるコーヒー文化を掘り下げた秀著。

  • 丁寧に取材をしていて、体系だって説明をしているので分かりやすい。

  • ドトールとスターバックスから始まる、日本各地のさまざまなコーヒー店、コーヒー業界のレポート。いつもお世話になっております。近所ねたですが、本書にも登場するあるコーヒー豆チェーン店の本社は、我が家のすぐそばにあります。ここまで全国に展開するようになるとは、とても想像できませんでした。

  • ドトール大好き。入りやすいし煙草吸えるしコーヒー美味しいし。ミヤマも椿木屋もよく行くなあ。茂原市のピースカフェいつか行ってみよう。ミカド、パウリスタ、コメダ、タナカ、ロッタも。そうそうトバコも行ってみなければ。

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

たかい・なおゆき 経済ジャーナリスト・経営コンサルタント。1962年名古屋市生まれ。日本実業出版社の編集者、花王情報作成部・企画ライターを経て2004年から現職。出版社とメーカーでの組織人経験を活かし、大企業・中小企業の経営者や幹部の取材をし続ける。「現象の裏にある本質を描く」をモットーに、「企業経営」「ビジネス現場とヒト」をテーマにした企画・執筆多数。2007年からカフェ取材も始め、専門誌の連載のほか、放送メディアでも解説を行う。『「解」は己の中にあり』 (講談社)、『なぜ「高くても売れる」のか』 (文藝春秋)、『日本カフェ興亡記』 (日本経済新聞出版社)など著書多数。

「2014年 『カフェと日本人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高井尚之の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×